【NY市場:7月7日】
★テスラ<TSLA>
・2025/7/3(木)終値315.35ドル-0.3ドル
・大型減税・歳出法の成立を受け、イーロン・マスク氏が、新政党「アメリカ党」の設立を5日に発表
・トランプ大統領は「第3党は上手くいったことがない。彼が楽しむのは勝手だが、ばかげていると思う」とコメント
・これを受け、ドイツ市場で5%程度下落
★エヌビディア<NVDA>
・2025/7/3(木)終値159.34ドル+2.09ドル
・トランプ政権がエヌビディアなどによるマレーシアとタイへのAI半導体輸出を制限する計画であると報道
・中国に半導体が密輸されるリスクを阻止する取り組みの一環
・新たな規制案はトランプ大統領が公約としていた「バイデン前政権のAI拡散アプローチの見直し」に沿ったもの
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/7/3(木)終値44,828.53ドル+344.11ドル
◎7日の米国株は高値からの調整か
◎東京市場は3日ぶり反落。アジア市場はまちまち。欧州市場もまちまちスタート。米国主要株価指数の先物取引は下落
◎トランプ大統領が貿易相手国・地域に対する具体的な関税率の通知を7日から開始し、新しい税率は8月1日に発効すると発言
◎石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが、予想以上に8月の増産を決定し、原油価格が下落
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>、今年の「プライムデー」は米国が7月8日~11日、日本は7月11日~14日
◎アルファベット<GOOGL>傘下の米グーグルが、欧州連合(EU)の制裁金回避狙いで、他社のショッピングや旅行サイトから取得した情報を検索結果画面に表示する仕組みを提案する方針との報道
◎アップル<AAPL>のiPhone組立業者としても有名な台湾のフォックスコンテクノロジーが、エヌビディア向けなどAI(人工知能)需要が旺盛で週末に記録的な好決算を発表。iPhoneを含むスマート家電は、為替レートの影響で前年比横ばい
◎北米興行収入ランキングで、コムキャスト<CMSCA>傘下ユニバーサル・ピクチャーズの「ジュラシック・ワールド/復活の大地」が首位に。興行収入は予想を上回る
◎スターバックス<SBUX>が、ニューヨークなどでプレミアムな設備へ店舗リニューアルを進めており、顧客が店舗に長く滞在するようよう促すことへ転換していると報道
◎マイクロソフト<MSFT>が25年間展開してきたパキスタンでの事業から撤退すると報道。一方、アルファベット<GOOGL>は、パキスタンで2026年までに50万台のChromebookの生産を検討中
◎主な決算発表:なし
◎注目の経済指標:なし
(2025年7月7日17時40分執筆)