【NY市場:9月3日】
★アルファベット<GOOGL>
・2025/9/2(火)終値211.35ドル-1.56ドル
・傘下グーグルのウェブブラウザ「クローム」をめぐって司法省が起こした反トラスト法(独占禁止法)訴訟で、連邦地裁は「クローム」売却の必要はないと判決
・連邦政府が求めていた最も厳しい是正措置の一つを回避
・時間外取引では大幅上昇
★ゼットスケーラー<ZS>
・2025/9/2(火)終値274.57ドル-2.48ドル
・2025年5-7月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った
・新たに開示した2025年8-10月期売上高予想と一株当たり利益予想は市場予想を上回った
・時間外取引では大幅上昇
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/9/2(火)終値45,295.81ドル-249.07ドル
◎3日の米国株は買い先行も、伸び悩む展開か
◎東京市場は反落。アジア市場もおおむね下落。欧州市場は上昇スタート。米国主要株価指数の先物取引は堅調
◎アルファベット<GOOGL>やアップル<AAPL>の上昇が牽引するも、週末の雇用統計を控えて上値は限られるか
◎連邦控訴裁判所が先週、政権が掲げる関税措置の大半が違法との判決を下したことを受け 、トランプ大統領は連邦最高裁判所に迅速な判断を求める方針
◎米国の利下げ観測の高まりと米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に対する懸念、米国財政の逼迫、世界貿易の不確実性などから、金先物価格が3,616.9ドルまで上昇
◎反トラスト法訴訟で、グーグルが検索エンジンをデフォルト設定にする際に第三者への支払いが禁止されなかったことから、アップル<AAPL>は今後もグーグルから年間200億ドルを超える支払いを受け取り続けることができると報道
◎コインベース・グローバル<COIN>が米国で、「マグニフィセント7 + 暗号株式指数先物」と呼ばれるハイブリッド指数を展開し、「マグニフィセント7」銘柄、コインベース、ブラックロックのビットコインおよびイーサリアムETFを対象とする先物取引を開始
◎マイクロソフト<MSFT>が、米政府にクラウドサービスを割引価格で提供することで合意
◎テスラ<TSLA>が優遇税制や為替変動のヘッジ手段を求める買い手の恩恵を受け、8月のトルコでの自動車販売台数が欧州や日本のライバルを抜いて2位に浮上
◎ウォルト・ディズニー<DIS>が、保護者の同意を得ずに子どもの個人情報を違法に収集したとする米連邦取引委員会の申し立てに対し、1,000万ドルの和解金を支払うことで合意したと発表
◎メルク<MRK>は脂質異常症治療の経口薬について、後期臨床試験で悪玉コレステロールを下げる主要目標を達成したと発表しました
◎格付け会社ムーディーズ(MDY)は、クラフト・ハインツ<KHC>が2社への分割計画を発表したことを受け、格付けを引き下げる検討のための見直し対象にすると発表
◎注目の経済指標:7月製造業新規受注、7月JOLTS求人件数、地区連銀経済報告(ベージュブック)
◎主な決算発表:
キャンベルズ
ダラー・ツリー
シースリー・エーアイ
セールスフォース
(2025年9月3日17時15分執筆)