【今夜の米国株12/5】~エヌビディア、アップル、メタ、アルファベット、ネットフリックス、シェブロン、ビザ、アルタ・ビューティー~注目銘柄とマーケット展望
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【今夜のマーケット展望】

【今夜の米国株12/5】~エヌビディア、アップル、メタ、アルファベット、ネットフリックス、シェブロン、ビザ、アルタ・ビューティー~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2025/12/4終値47,850.94ドル-31.96ドル

◎日経平均:2025/12/5終値50,491.87円-536.55円

NY見通し-利下げ見通しを巡り個人消費支出(PCE)価格指数に注目

エヌビディア<NVDA>などの先端AI(人工知能)半導体の対中輸出を厳しく制限する法案が米上院に提出。成立すれば高性能製品の販売許可が少なくとも30カ月停止される可能性があり、規制緩和を働きかける企業側への逆風となる

アップル<AAPL>が、メタ・プラットフォームズ<META>の最高法務責任者を務めたジェニファー・ニューステッド氏を法務部門トップに起用すると発表。幹部の刷新が続く中、独占禁止法訴訟などで実績のある人物を招き入れ、法的課題への対応体制を強化する

アップルの通話アプリ「フェイスタイム」が、ロシア当局により国内での利用を禁止された。テロや詐欺などの犯罪に利用されているとの理由だが具体的な証拠は示されておらず、大手ITプラットフォームへの規制強化の一環として遮断された

◎EUの欧州委員会が、メタ・プラットフォームズに対し独占禁止法違反の調査を開始したと発表。対話アプリ「ワッツアップ」で自社AIを優遇し競合他社を排除する懸念があるとして、機能展開の一時的な停止命令も視野に入れている

アルファベット<GOOGL>の検索部門幹部が、AI搭載検索が広告や外部サイトに悪影響を与えるとの懸念を一蹴。外部への誘導数は安定しており、新たな検索方法が市場機会を広げていると述べ、AIは情報源への到達を助ける強力なツールだと強調

アマゾン・ドット・コム<AMZN>が、2026年に期限を迎える米国郵政公社との契約更新を巡り、公社側が競売方式の導入を計画しているためあらゆる選択肢を検討中だと発表。最大顧客として関係維持を望んでいたが、方針転換を受け自社配送網の強化など対応を模索している

ネットフリックス<NFLX>が、米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの映画・テレビ制作スタジオと動画配信「HBO Max」を買収する方向で独占交渉に入ったとの報道。規制当局が承認しない場合の解約金として50億ドルを提示しており、数日以内にも合意が発表される可能性

◎映画プロデューサーらの団体が、ネットフリックスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収に反対し米議会に介入を求めたとの報道。配信や配給で巨大な影響力を持つことへの懸念から、独占禁止法に基づく厳しい審査を行うよう要請

シェブロン<CVX>のオーストラリア部門が、LNG生産事業「ゴーゴン」の第3段階開発を承認したと発表。投資額は約20億ドルで、新たなガス田を既存施設につなぎ生産を維持する計画で、輸出や国内向けの長期的な供給確保を図る

ビザ<V>が、欧州本社をロンドンの金融街カナリー・ワーフに移転するとの報道。2028年の入居に向け大規模なオフィスを長期契約で借りる方針で、近隣ではJPモルガン・チェース<JPM>も拠点を拡充するなど金融街への回帰傾向が続いている

アルタ・ビューティー<ULTA>が、2026年1月期今期の業績見通しを上方修正し時間外取引で+6.03%上昇。ホリデー商戦への期待に加え、手頃な価格帯の商品やセレブブランドの販売が好調で、同時発表の8-10月期決算も市場予想を上回った

◎注目の経済指標:9月個人所得、同個人消費支出、9月製造業新規受注、12月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、10月消費者信用残高など

◎主な決算発表:なし

 

 

(2025年12月5日16時00分執筆)

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