【今夜の米国株12/17】~決算マイクロン・テクノロジー、アマゾン、テスラ、アルファベット、アップル、パランティア、ネットフリックス、ロビンフッド、ロッキード・マーチン、ブラックストーン~注目銘柄とマーケット展望
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【今夜のマーケット展望】

【今夜の米国株12/17】~決算マイクロン・テクノロジー、アマゾン、テスラ、アルファベット、アップル、パランティア、ネットフリックス、ロビンフッド、ロッキード・マーチン、ブラックストーン~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2025/12/16終値48,114.26ドル-302.3ドル

◎日経平均:2025/12/17終値49,512.28円+128.99円

NY見通し-利下げ見通しを巡りウォラーFRB理事などの要人発言に注目

アマゾン・ドット・コム<AMZN>が、オープンAIへの約100億ドルの投資を協議中との報道。企業価値を5,000億ドル超と評価し、自社製AI半導体「Trainium」の採用も視野に入れる。エヌビディア<NVDA>への依存を減らし、クラウド基盤と半導体の両面でAI(人工知能)戦略を加速させる狙い

◎米カリフォルニア州当局は、テスラ<TSLA>に対し、運転支援機能の名称が誤解を招くとして30日間の販売停止を命じた。ただし執行は90日間保留され、期間内の是正で回避が可能となる。最大市場での即時停止は免れたが、フルセルフドライビングやオートパイロット等の名称や説明の見直しを迫られる形

テスラが、独ベルリン工場で2027年から年最大8ギガワット時の電池セル生産を行うと発表。総投資額は約10億ユーロに達する見通し。欧州でのシェア低下や中米勢との競争激化を受け、現地で車両から電池まで一貫生産する垂直統合体制を強化し、供給網の効率化と巻き返しを図る狙い

アルファベット<GOOGL>傘下のウェイモが、評価額1,000億ドル超での資金調達を協議中と報じられた。調達額は最大150億ドルに達する可能性がある。テスラなどとの競争が激化する中、米国唯一の完全無人商用サービスとしての地位を固め、技術開発やシェア拡大を加速させる狙い

アップル<AAPL>が、インド企業CGセミとiPhone向け半導体の組み立て委託に向けた交渉を開始したとの報道。対中関税への懸念から、2026年末までに米国向け製品の大半をインド生産とする計画。主要部品の現地調達網を構築し、サプライチェーンの脱中国依存と生産体制の分散化を加速させる狙い

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>のアレックス・カープ最高経営責任者(CEO)が、コロラド州の修道院跡地を1.2億ドルで購入したとの報道。同地域の住宅取引として過去最高額となる。個人的な邸宅として利用する予定で、業績への直接的な影響はないものの、創業者の巨額な資産動向として注目を集めている

ネットフリックス<NFLX>による720億ドルの買収提案が、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに支持される見通しと報道。ワーナー側はパラマウント・スカイダンスの1,084億ドルの対抗案を拒否する方針。人気作品群の獲得に向け、動画配信大手が争奪戦を制する公算が大きくなった

ネットフリックスが、ニール・パトリック・ハリス司会の新ゲーム番組『What's in the Box?』の配信を開始。既存の人気クイズ番組の要素に加え、出場者の会話を盗聴するなどの心理戦や同盟戦略を盛り込んだ構成が特徴。バラエティ分野のラインアップを拡充し、視聴者のエンゲージメント向上を図る狙い

ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が、スポーツ選手の個人成績などを対象とするイベント契約の提供を開始。予測市場の規模が月間130億ドル超へ急拡大する中、詳細な賭けやセット注文を可能にし競合と差別化を図る。規制遵守を強調しつつ、活況な市場を取り込み収益多角化を加速させる狙い

◎トランプ政権が、予算超過や遅延を抱える防衛企業の配当や自社株買いを制限する大統領令を検討中と報道。これを受け、ロッキード・マーチン<LMT>、ノースロップ・グラマン<NOC>などが時間外取引で下落。政府はF-35等のコスト増を問題視しており、業界への圧力強化で株主還元が縮小する懸念が広がった模様

ブラックストーン<BX>が、イスラエルのデータセキュリティ企業サイエラへの4億ドルの投資を主導したとの報道。評価額は90億ドルに達する見込み。AI普及に伴い急増する企業のデータ保護需要を取り込む狙いで、サイエラの評価額は前回調達時から5割増となる

◎注目の経済指標:MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫、米20年債入札など

◎主な決算発表:マイクロン・テクノロジー

 

 

(2025年12月17日15時40分執筆)

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