【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/1/27終値49,003.41ドル-408.99ドル
◎日経平均:2026/1/28終値53,358.71円+25.17円
◎NY見通し-米連邦公開市場委員会(FOMC)、パウエルFRB議長記者会見に注目
◎金価格が5,200ドルを突破し、史上最高値を更新。トランプ大統領が約4年ぶりの安値圏にあるドル安について「懸念していない」と容認姿勢を示したことで、法定通貨や国債からの資金逃避が一段と加速
◎中国政府がエヌビディア<NVDA>の最新AI(人工知能)チップ「H200」の初ロット輸入を数十万個規模で承認との報道。AI需要と国内開発のバランスを考慮し、輸入規制を事実上緩和する立場の転換を示唆。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)の今週の訪中も報じられており、まずは大手インターネット企業3社への供給が優先される見通し
◎メタ・プラットフォームズ<META>のマーク・ザッカーバーグCEOが、未成年者との性的・恋愛的な対話が可能なAIチャットボットへの規制案を自ら阻止していたことが判明。ニューメキシコ州の訴訟で公開された内部文書によれば、安全担当者による「児童の性的対象化」への警告や保護者制限の導入提案を、同氏が「非検閲」の方針を優先して却下したとされる。これを受け、同社は先週、未成年者によるAIチャットボットの利用を一時停止
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>のクラウド部門(AWS)で、数千人規模の解雇計画「プロジェクト・ドーン」の通知メールが予定より早く誤送信される事態が発生。今週実施予定の全社的な人員削減の一環で、AWSのほか小売やプライムビデオ、人事部門も対象。同社はAIの活用拡大に伴う組織再編を進めており、昨年10月からの累計削減数は約3万人に達する見通し
◎アマゾン・ドット・コムがレジなし店舗「Amazon Go」と実店舗の「Amazon Fresh」を閉鎖し、多くを傘下の「ホールフーズ・マーケット」へ転換すると発表。大規模展開に向けた収益モデルの構築が困難だったため。今後数年で100店舗以上のホールフーズを新規開業する一方、オンラインでの当日配送サービスを拡充し、成長分野への投資を優先する
◎テキサス・インスツルメンツ<TXN>が発表した2026年1-3月期の業績見通しが市場予想を上回り、時間外取引で+8.22%急伸。AIデータセンター向けの需要が極めて旺盛で、同部門の直近売上高は70%増を記録。最高経営責任者(CEO)は今後データセンター部門の数値を個別開示する方針を示しており、アナログ半導体の回復とともにAIインフラ分野での成長が好感された模様
◎オラクル<ORCL>のデータセンターで悪天候による停電が発生し、米国内のTikTokユーザーに技術的な不具合が発生。カリフォルニア州のニューサム知事はトランプ大統領に批判的な投稿が抑制されている疑いがあるとして調査を開始したが、オラクルと新設された合弁会社「TikTok USDS」は検閲を否定。停電後のインフラ復旧に伴う一時的な問題であると説明
◎シースリー・エーアイ<AI>が非上場のオートメーション・エニウェアと合併交渉中。オートメーション・エニウェアがシースリーエーアイを買収することで、実質的な株式公開を果たす計画。株価が過去1年で59%超下落し、経営陣の不確実性が高まる中、創業者のシーベルCEO退任後の身売りを含む選択肢の検討が本格化
◎米政府が2028年のメディケア価格交渉対象15品目を発表。ギリアド・サイエンシズ<GILD>のビクタルビ、ファイザー<PFE>のゼルヤンツ、イーライリリー<LLY>のトルリシティ、アッヴィ<ABBV>のボトックスなどが選ばれた。業績への影響は限定的との見方
◎デルタ・エアラインズ<DAL>がエアバスのワイドボディ機31機(A330-900、A350-900)を発注。2029年から納入開始。旧型機の更新により燃費を改善し、収益性の高い法人・富裕層向けの国際線プレミアム需要を強化する。最近のボーイング機発注に続く動きで、長距離路線の機体刷新を加速
◎注目の経済指標:FOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見、MBA住宅ローン申請指数など
◎主な決算発表:
ダナハー
エレバンス・ヘルス
スターバックス
アンフェノール
エーティー・アンド・ティー
オートマチック・データ・プロセッシング
GEベルノバ
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
テスラ
メタ・プラットフォームズ
ラム・リサーチ
ユナイテッド・レンタルズ
マイクロソフト
(2026年1月28日15時35分執筆)
