【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/2/6終値50,115.67ドル+1,206.95ドル
◎日経平均:2026/2/9終値56,363.94円+2,110.26円
◎NY見通し-今週は利下げ見通しを巡り雇用統計と消費者物価指数に注目
◎金先物相場が急反発し、5,000ドル台まで上昇。先月末の歴史的な暴落を受けて押し目買いが入り、一時+1.7%高。不安定な市場環境が続くなか、底値を確認した投資家による買い戻しが活発化している模様
◎ベッセント米財務長官が、先週の金市場における激しい価格変動の要因として中国のトレーダーによる投機を挙げた。同氏は、中国当局が証拠金要件の引き締めを余儀なくされている現状を指摘し、一連の動きは典型的な投機的暴落に見えると分析。中国市場での無秩序な取引が国際的な金価格に影響を与えているとの見解を示した
◎暗号資産(仮想通貨)のビットコインが、週末の激しい乱高下を経て70,000ドル台で推移。先週木曜日には60,033ドルまで一時急落したが、翌日には70,000ドル台へ急回復。週明け月曜日のアジア市場では、大きな価格変動もなく安定した推移を維持
◎テスラ<TSLA>が、2028年末までに100ギガワット規模の太陽光発電設備を建設する計画に向け、技術者や科学者の採用を強化。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が掲げる太陽光発電部品での米最大手への返り咲きを目指すもので、主要幹部らがSNSで野心的なプロジェクトへの参加を呼びかけている
◎イーライリリー<LLY>が、中国のバイオ企業イノベント・バイオロジクスと、がんや免疫疾患の治療薬開発に向けた提携を発表。契約一時金として3億5,000万ドルを支払い、開発の進展に応じたマイルストーンとして最大85億ドルを受け取る可能性がある。中国企業の創薬能力を高く評価し、次世代医薬品の開発加速を目指す
◎ネットフリックス<NFLX>によるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収提案をめぐり、米司法省が同社のビジネス慣行について広範な調査を開始。独占禁止法に基づき、市場支配力を強めるための排他的行為がなかったかを精査しているとの報道
◎ブラックストーン<BX>主導のファンド等が、オーストラリアの新興企業ファーマス・テクノロジーズに対し100億ドルの融資を実施する。同国最大級の民間融資で、エヌビディア<NVDA>の半導体を搭載したAI(人工知能)工場の拡張に充てられる
◎ウェルズ・ファーゴ<WFC>とビルト・テクノロジーズの提携解消に伴い、口座閉鎖を選択した顧客に新しいクレジットカードが届く混乱が生じているとの報道。提携終了にあたり、期限までに移行先を選ばなかった約100万人の会員にカードが自動発行されたことが原因
◎米国とインドが暫定貿易協定の枠組みで合意し、トランプ大統領はインド製品への関税を実効50%から18%に引き下げる大統領令に署名。対価としてインドは5,000億ドル相当の米国製品購入と貿易障壁の撤廃を約束。ラルフローレン<RL>やウォルマート<WMT>などのサプライヤーにとって追い風となるとの報道
◎アメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>のロバート・アイソムCEOは、パイロット組合による不信任投票の検討を受け、直接面会に応じる方針を固めたとの報道。組合側は、1月の冬の嵐への対応不備や、競合他社に劣る収益力など、経営陣の戦略欠如を厳しく批判。同氏は面会を通じて、業績改善に向けた事業計画や信頼回復に向けた協議を進める意向
◎注目の経済指標:なし
◎主な決算発表:
ロウズ・カンパニーズ
ベクトン・ディッキンソン
マクドナルド
オン・セミコンダクター
(2026年2月9日15時40分執筆)
