【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/2/23終値48,804.06ドル-821.91ドル
◎日経平均:2026/2/24終値57,321.09円+495.39円
◎NY見通し-底堅い展開か ホームデポの決算や2月消費者信頼感指数に注目
◎中国のAI新興企業ディープシークが、来週公開予定の最新モデルの訓練にエヌビディア<NVDA>の最先端半導体「ブラックウェル」を使用した疑い。トランプ政権高官が、米国の輸出規制に違反している可能性があると指摘。ブラックウェルは内モンゴル自治区のデータセンターに集積されているとみられ、米国はディープシークが米製品使用の証拠を削除すると予測
◎アップル<AAPL>が、デスクトップPC「Mac Mini」の一部生産をアジアから米国テキサス州へ移管する。フォックスコンの施設で年内に製造を開始し、今後4年間で6,000億ドルを投じる国内投資計画の一環。トランプ大統領による海外生産品への25%関税示唆を受けた対応で、主力のアジア生産は継続しつつ供給網の国内回帰を推進する。ヒューストン拠点には先端製造の研修センターも併設予定
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>が、ルイジアナ州に120億ドルを投じてデータセンターを建設すると発表。540人の雇用を創出するほか、地域の水道インフラ整備に4億ドルを拠出
◎メタ・プラットフォームズ<META>が、提携先のエシロール・ルックスオティカとスマートグラスの価格・戦略を巡り協議中。2025年にAIフレームを700万個以上販売し需要が急増。アップル等の競合に対し優位を保つため、2026年はさらなる事業拡大を目指す
◎メタ・プラットフォームズの幹部が、メッセンジャーの暗号化について「非常に無責任」と社内で警告していたことが裁判資料で判明。児童搾取の通報能力が65%低下するとの推計を認識しながら、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が計画を推進した実態が浮き彫りになったとの報道
◎フェデックス<FDX>が、トランプ大統領が課した「緊急関税」の返還を求め米政府を提訴。米最高裁が先週、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく関税を「権限逸脱で違法」と判断した判決を受けた動き。全米で1,750億ドル以上の還付が発生する可能性があり、コストコ・ホールセール<COST>など他企業による提訴も相次いでいる
◎メルク<MRK>が、主力がん治療薬「キイトルーダ」を中核とする腫瘍学部門を分離・独立させると発表。2028年から始まる主要特許の失効に備え、新薬開発パイプラインの成功を加速させる狙い。キイトルーダの2025年売上高は300億ドルを超え、同社全体の約半分を占める世界最大の売上を誇る処方箋薬
◎ファイザー<PFE>が、中国の新興企業から肥満治療薬「エクノグルチド」の中国内独占権を4億9,500万ドルで取得。同薬は中国で糖尿病薬として承認済みで、現在は肥満症治療薬として審査中
◎ASMLホールディング NYRS<ASML>が、半導体製造装置の光源出力を600ワットから1,000ワットへ向上させる技術を開発。2030年までに半導体生産量を最大で50%増やす道筋を付けた。1,500〜2,000ワットへのさらなる向上も見込んでおり、米中の競合に対する技術優位の維持を目指す
◎JPモルガン・チェース<JPM>が、2026年1-3月期の投資銀行手数料と市場部門収入で10%台半ばの成長を予想。直近のテック株急落による案件への影響懸念を和らげた
◎ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が、駐車場予約アプリ「SpotHero」を買収。ウーバーのアプリ上で北米400都市・1万3,000カ所以上の駐車場検索や予約が可能になる。ライドシェア以外の移動関連サービスを拡充し、顧客基盤の拡大を図る
◎パラマウント・スカイダンスが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに対し、ネットフリックス<NFLX>による買収を阻止するため、当初の1株30ドル(1,084億ドル)を上回る新たな対抗案を提出。ワーナーは3月20日にネットフリックス案への投票を予定しているが、アクティビストがパラマウント案の真剣な検討を要求との報道
◎注目の経済指標:2月消費者信頼感指数、12月卸売売上高、トランプ大統領の一般教書演説など
◎主な決算発表:
コンステレーション・エナジー
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(2026年2月24日15時55分執筆)
