【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/4/17終値49,447.43ドル+868.71ドル
◎日経平均:2026/4/20終値58,824.89円+348.99円
◎NY見通し-今週は米・イランの和平交渉と第1四半期決算発表に注目
◎トランプ大統領は19日、米海軍が海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船を拿捕したと発表。6時間にわたる警告を無視したため、駆逐艦が機関室を砲撃して強制停止させ船を拘束。イラン側は「武装海賊行為であり停戦協定違反だ」と強く反発し、報復措置を警告
◎アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが、AI処理効率を高める新チップ2種の開発に向けマーベル・テクノロジー<MRVL>と協議中との報道。グーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」連動のメモリユニットと新型TPUの設計を目指す。エヌビディア<NVDA>製GPUの代替として自社製を強化し、クラウド事業の成長を一段と加速させる狙い
◎AIチップ新興のセレブラス・システムズが、米国での新規株式公開(IPO)を申請したと発表。エヌビディアに対抗する独自の推論向け半導体を展開し、オープンAIとの提携を軸に成長を図る。昨年10月の撤回を経て、IPO市場の回復を背景に2度目の上場に挑む模様
◎アップル<AAPL>がWWDC 2026の開催予告を公開し、次期OS「iOS 27」におけるSiriのインターフェース刷新を示唆。一方で、メモリー不足の影響により新型Mac Studioやタッチスクリーン搭載MacBook Proの投入が遅れる可能性も浮上。招待状にヒントを隠す通例通り、新たなAI体験の提示と供給側の動向が焦点に
◎メタ・プラットフォームズ<META>が5月下旬、全従業員の約1割にあたる8千人規模の削減に着手する計画との報道。AIインフラへの巨額投資を背景に、年後半にもさらなる人員整理を検討。VR分野からAIウェアラブルへ注力領域を移し、組織の再編とコストの効率化を急ぐ
◎米製薬大手のイーライリリー<LLY>が、バイオ企業のケロニア・セラピューティクスを20億ドル超で買収する最終交渉に入ったとの報道。ケロニアは多発性骨髄腫向けの次世代CAR-T療法を開発しており、従来の化学療法や複雑な製造工程を不要にする技術を持つ。肥満症薬の収益を背景に積極的な買収を進め、血液がん分野の強化と特定疾患への依存回避を図る狙い
◎イーライリリーの最高経営責任者(CEO)が、肥満症治療薬の普及率は最終的に対象者の5割(約5億人)にとどまるとの予測を示した。医療制度の複雑さや経済的な制約を理由に挙げ、安価なコレステロール薬と同様に「50%が限界」と分析
◎アメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>が、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>との合併に関心がないと表明。ユナイテッドCEOによるトランプ大統領への統合打診報道を否定し、競争上の不利益を指摘。独占禁止法抵触の懸念が強く、巨大航空会社誕生の可能性を明確に打ち消した
◎注目の経済指標:なし
◎主な決算発表:なし
(2026年4月20日15時35分執筆)
