【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/4/30終値49,652.14ドル+790.33ドル
◎日経平均:2026/5/1終値59,513.12円+228.2円
◎NY見通し-堅調持続か 経済指標は4月ISM製造業PMIなど
◎アップル<AAPL>のティム・クック最高経営責任者(CEO)が、第2次トランプ政権下で支払った33億ドル超の関税に関し、還付申請と全額を米国内の先端製造業へ再投資する方針を表明。ヒューストンでのAIサーバー生産を含む既存の投資計画を拡充する。政権の通商政策に呼応し、米産業基盤の強化と関税負担の軽減によるコスト構造の改善を急ぐ狙い
◎アップルが、インドのアプリ市場を巡る独占禁止法訴訟で、財務情報の提出を求めたインド競争委員会(CCI)の権限逸脱を非難。罰金算定法の法的正当性を争う中、CCIによる最終審理の差し止めをデリー高等裁判所に要請
◎テスラ<TSLA>が、イーロン・マスクCEOの2025年総報酬額を1,580億ドルと発表。昨年承認された1兆ドル規模の報酬パッケージに基づく初の開示。全額が株式報酬で、株価上昇や事業目標の達成が支給条件。2025年は全目標が未達で実際の受取額はゼロ。報告額と実態の乖離を説明し、成果連動の徹底を強調
◎テスラが、xAIやスペースXら関連企業から昨年計5億7,300万ドルの収益を得たことが修正報告書で判明。スペースXによる1億ドル超のサイバートラック購入やxAIへの蓄電池販売が寄与。6月のスペースX上場を見据え、AIやチップ開発での連携を通じグループ間シナジーによる収益底上げを図る格好
◎イーライリリー<LLY>とノボノルディスクの肥満症・糖尿病薬成分について、米食品医薬品局(FDA)が調剤薬局による複製を認めるリストからの除外を提案。臨床上の必要性がないと判断され、確定すれば遠隔医療各社による安価な代替薬の供給が制限される一方、純正薬の市場支配力と収益基盤を強固にする模様
◎ウエスタン・デジタル<WDC>の2026年1-3月期決算は、売上高33億3,700万ドル(前年比45%増)が市場予想32億5,000万ドルを上回り、一株当たり利益2.72ドルも市場予想2.39ドルを上回る。20%増配も発表。4-6月期見通しも市場予想超の強気内容も、利益確定売りが優勢となり時間外取引で-8.05%安
◎ロク<ROKU>の2026年1-3月期決算は、売上高12億4,887万ドル(前年比22%増)が市場予想12億ドルを上回り、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)1億4,838万ドルも市場予想1億3,130万ドルを上回る。4-6月期見通しや通期計画の上方修正に加え、広告等のプラットフォーム部門の好調が好感され、時間外取引で+7.15%高
◎ロブロックス<RBLX>の2026年1-3月期決算は、売上高17億3,100万ドル(前年比43.4%増)が市場予想を僅かに下回り、一株当たり利益-0.35ドルは市場予想-0.41ドルを上回る。利益面は改善も、EBITDAの大幅な下振れに加え、2026年12月期今期の売上高予想74億6,500万ドルが市場予想83億9,400万ドルを大きく下回ったことが嫌気され、時間外取引で-21.46%安
◎ストライカー<SYK>の2026年1-3月期決算は、売上高60億2,000万ドルが市場予想63億5,000万ドルを下回り、一株当たり利益2.60ドルも市場予想2.98ドルを下回る。インプラント需要の低迷に加え、ハッカー集団の攻撃に伴うシステム障害や手術遅延が収益を圧迫。通期利益予想は据え置き、時間外取引は小動き
◎注目の経済指標:4月ISM製造業PMI、4月乗用車総販売台数・トラック総販売台数など
◎主な決算発表:
エーオン
リンデ
エクソン・モービル
コルゲート・パルモリブ
エスティ・ローダー
モデルナ
シェブロン
(2026年5月1日15時35分執筆)
