【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/5/13終値49,693.2ドル-67.36ドル
◎日経平均:2026/5/14終値62,654.05円-618.06円
◎NY見通し-今晩はハイテク株を中心に堅調か 経済指標は4月小売売上高など
◎トランプ大統領と中国の習近平国家主席が北京で首脳会談を開始したとの報道。習氏は事前の貿易協議で「前向きな成果」を得たと評価する一方、台湾問題の対応を誤れば紛争を招き得ると警告した。会談にはアップル<AAPL>のクック最高経営責任者(CEO)やエヌビディア<NVDA>のファンCEO、テスラ<TSLA>のマスクCEOらも同席。イラン戦争の影響で苦境にあるトランプ氏は経済的な成果を求めており、昨年の貿易休戦の維持に加え、ボーイング<BA>機などの米国製品の輸出拡大やAIを巡る対話が進められる見通し
◎エヌビディアのAI半導体「H200」について、米国がアリババなど中国企業約10社への販売を承認したとの報道。実際の納入には至っておらず、中国政府による国産技術の推進方針や米国の強硬派による懸念が取引完了の障壁に。トランプ大統領の訪中に同行しているファンCEOが北京で事態打開に向けた突破口を模索している
◎エヌビディアのファンCEO夫妻の財団が、コアウィーブから購入した計1億830万ドルの計算資源を大学等へ寄付していることが届出書類で判明。エヌビディアは技術支援も無償提供する。出資先への実質的な支援策としての側面も強く、AI関連企業との資金循環を巡る懸念が投資家の間で浮上も
◎台湾の電子機器受託製造大手フォックスコンが1-3月期決算を発表。純利益は前年同期比18.5%増の499億2,000万台湾ドルとなり、市場予想の488億8,000万台湾ドルを上回った。アップルのiPhone主要組立メーカーであり、エヌビディアの最大手サーバーメーカーでもあるフォックスコンの堅調な業績が示された
◎アップルが、欧州連合(EU)の独占禁止当局がアルファベット<GOOGL>傘下のグーグルにAIサービスの開放を求めている措置案に対し、グーグルに同調して異議を唱えたとの報道。デジタル市場法に基づく同措置案は、利用者のプライバシーや安全性、デバイスの性能に重大なリスクをもたらすと提出書面で警告
◎マイクロソフト<MSFT>がオープンAIとの将来的な関係解消を見据え、新たなAI企業の買収を物色しているとの報道。独占禁止の懸念からコード生成スタートアップのカーサーの買収は断念したものの、現在はAIモデル開発企業のインセプションと協議中。スペースXなども買収に動いており、激しい獲得競争に直面している
◎シスコシステムズ<CSCO>が13日取引終了後に発表した2-4月期決算で、売上高が過去最高を記録し、5-7月期の業績見通しも市場予想を上回った。また、AIやセキュリティなど成長分野への投資に向け、全従業員の5%弱(4,000人未満)を削減するリストラ計画も発表しており、これらが好感され時間外取引で+19.76%高の急伸
◎ルルレモン・アスレティカ<LULU>の次期CEOであるハイディ・オニール氏が、従業員向けに初のビデオメッセージを発信し、ブランドの立て直しを誓ったとの報道。自身や同社が過小評価されているとの見方に対し、「仕事で答えを出そう」と述べ、実績で証明する姿勢を示している
◎注目の経済指標:新規失業保険申請件数、4月小売売上高、4月輸入物価、3月企業在庫など
◎主な決算発表:アプライド・マテリアルズ
(2026年5月14日15時40分執筆)
