グローバル株式コース
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF<VT>
◎10/3(火)終値91.42ドル -1.26ドル
◎先進国や新興国市場を含む約47カ国で約8,000銘柄に投資し「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」という指数と同等の投資成果を目指すコースです
◎今夏以降は各国で主要な株価指数が弱含みの展開となっており、グローバル株式コースも下落が続いています
◎これは8月以降、米国の要人からインフレ高止まりを背景に連邦準備理事会(FRB)の追加利上げを支持する発言が相次ぎ、米国金利が上昇している影響が大きいようです
◎米国金利の上昇は米国景気を悪化させるリスクがあり、そうなると他国の景気も連れて悪化する可能性があるため、米国はもちろん、それ以外の国の株価も下落しやすくなります
◎加えて、米国金利上昇でドル高となれば新興国通貨安につながるという問題もあります
◎新興国では通貨暴落でインフレが加速し、資本流出となれば経済が危機的状況になりかねないため、自国通貨防衛のための利上げを行ったりします
◎利上げを行うと今度は経済が悪化しやすくなり、株価も下落しやすくなるという悪循環に陥ってしまうため、投資家のリスク回避姿勢が強まれば、新興国の株価は一段安となる場合が多いです
◎グローバル株式コースは2021年11月の最高値約109ドルから2022年10月安値約76ドルへ下落
◎今年7月に約100ドルへ反発後、足もとは下落基調となっています