川崎汽船<9107>
◎11/6(月)終値4,760円-611円
◎今期純利益予想を1,200億円から1,050億円(前期比84.9%減)へ下方修正すると発表したことが嫌気されたようです。市場予想1,157億700万円程度を下回る見込みです
◎自動車船事業は堅調に推移しているものの、コンテナ船事業での市況悪化の影響や、特に税金費用の見込みを見直したことが主な理由とのことです
◎また、上期(4-9月)純利益は631億7,800万円(前年同期比88.8%減)と市場予想810億7,400万円程度を下回りました
◎ドライバルク市況が軟化したことや、グループ企業のコンテナ船事業で荷動きに力強さが見られなかったことが影響したとのことです
◎なお、海運セクターで先陣を切って発表した川崎汽船の業績が冴えなかったことで、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など他の海運株も軒並み大きな下落となりました
◎川崎汽船の株価はコロナ禍が始まった2020年春の250円前後から今年10月10日高値5,833円へ上昇後、足もとは節目の5,000円を割り込んでいます