アメリカ石油株式コース
ヴァンエック石油サービスETF<OIH>
◎11/24(金)終値315.78ドル+2.72ドル
◎石油サービスに携わる米国上場企業が組み入れられており、MVIS米国上場石油サービス25インデックスという指数の価格・利回りと同等の投資成果を目指すコースです
◎夏以降の軟調な原油価格の値動きを背景にアメリカ石油株式コースも弱含みの展開となっていますが、直近安値を更新したことでいったん反発したようです
◎原油消費大国の中国や米国などで景気悪化懸念が高まる中、原油価格の下落見通しがアメリカ石油株式コースを押し下げているようです
◎原油消費落ち込みに対してサウジアラビアなど一部の産油国は自主減産し、原油価格の高値維持に努めてきました
◎一方で、ロシアなど安くても多くの原油を売りたい国との間で意見が対立し、産油国間の足並みの乱れが原油価格の下落基調の背景となっているようです
◎先週は石油輸出国機構(OPEC)が、非加盟産油国を含めた「OPECプラス」の閣僚級会合を延期したと伝えられ、原油価格が下落したことで関連株も全面安となっていました
◎アメリカ石油株式コースは2014年7月の最高値約1,160ドルから2020年3月安値約66ドルへ下落
◎今年9月12日に約364ドルへ反発後は下落基調となっています