ディスコ<6146>
◎2024/1/25(木)終値4万1,480円+750円
◎米国市場でハイテク株高となった流れを引き継いで半導体関連株が全般的に堅調に推移する中、ディスコは前日終値を挟んでのもみ合いとなり、同業他社比でやや上値の重さが見られました
◎これは前日発表の決算をめぐって見方が強弱分かれたほか、株価が長く上昇基調を続けて上場来高値圏にあるため、目先の材料出つくしと見た投資家の売りもあったようです
◎これまで未定としていた今期の営業利益予想を1,086億円(前期比1.6%減)と開示しましたが、市場予想1,090億円程度を下回り、買い材料と見るムードは限られたようです
◎同様に未定としていた年間配当予想を255円と開示しましたが、2023年4月1日に実施した1対3の株式分割考慮後の比較で前期比約50円の減配となり、これも株価の上値を抑える要因となったようです
◎併せて発表した4-12月期営業利益は753億6,300万円(前年同期比4.8%減)でした
◎為替の円安影響や高付加価値製品の出荷増の一方で、販売管理費が増加したため、営業減益となったようです
◎株価は2013年まで5,000円前後で推移していましたが、その後は長期にわたって上昇基調となっており、2024年に入って4万2,950円の上場来高値まで上昇していました