インテル<INTC>
◎2024/1/26(金)終値43.65ドル-5.90ドル
◎前日に発表した決算が嫌気され、前日比12%近い急落となりました
◎1-3月期の1株あたり利益予想0.13ドルが市場予想0.34ドル程度を大きく下回るほか、売上高予想122億~132億ドルが市場予想142億5,000万ドル程度に届かない見通しであることも売り材料視されたようです
◎この見通しについてメディアでは、データセンター用半導体で支配的だった以前の地位の維持に引き続き苦戦していることが示唆されたと伝えています
◎10-12月期の1株あたり利益0.54ドルは市場予想0.44ドル程度を上回り、売上高154億1,000万ドルも市場予想151億7,000万ドル程度を上回りました
◎データセンター&人工知能(AI)部門が市場予想を若干下回った一方、主力のクライアント・コンピューティング部門が好調だったようです
◎会社説明会では、「パソコン市場は在庫過剰から脱却しつつあり回復傾向」との見方が示されたほか、2024年はさらなるコスト効率化に注力する姿勢が示されました
◎株価は2020年1月高値約69ドルから2022年10月安値約24ドルへ下落後、2023年12月に約51ドルまで反発していました