楽天グループ<4755>
◎2024/2/15(木)終値731.2円+99.9円
◎前日取引終了後に発表の決算で、モバイル事業の前期セグメント利益が3,375億2,400万円の赤字となり、前々期実績4,792億5,700万円の赤字から赤字幅縮小となったことが好感され、731.3円まで上昇して一時ストップ高となったようです
◎また、前期営業利益が2,128億5,700万円の赤字と前々期実績3,716億1,200万円の赤字から赤字幅縮小となったことも買い材料視されたようです
◎携帯電話事業の設備投資の悪影響などで5年連続の最終赤字だったものの、インターネットサービスで国内ECが好調だったほか、米国のオンライン・キャッシュバック・サービスの成長、投資事業の損益改善なども業績回復に寄与したとのことです
◎当初未定とされていた前期配当は無配(前々期実績4.5円)とされましたが、売り材料視されなかったようです
◎今期業績予想や配当予想は未定とのことですが、株式市況の影響を大きく受ける証券サービスを除いた売上高は前期比で2ケタの成長率を目指すとのことです
◎株価は2015年4月の上場来高値2,395円から2023年6月安値466円へ下落後、反発を続けています