日本ビルファンド投資法人<8951>
◎2024/2/16(金)終値57万2,000円-6,000円
◎金利低下を背景に不動産株やJ-REIT(不動産投資信託)が総じて強含む中、前日に発表した決算が嫌気され、逆行安となったようです
◎1口あたり分配金予想を2024年6月期に1万2,500円、2024年12月期に1万2,000円と開示し、2023年12月期実績1万1,500円を上回る見通しとされましたが、他のオフィスビル特化型上場REITとの比較で分配金利回りが相対的に低く、売り材料視されたと見られます
◎また、NISA(少額投資非課税制度)対応で少額から買いやすいように配慮する上場REITが散見される中、足もとの投資口価格が50万円超にもかかわらず、投資口分割の発表がないことをネガティブ視する見方もあるようです
◎投資口価格は2021年10月高値74万7,000円から2023年5月安値53万9,000円へ下落後、同年夏以降はおおむね58万~63万円のレンジ内で推移していましたが、足もとはレンジの下限を下抜けました