【株価が動いた理由】東邦チタニウム

東邦チタニウム＜5727＞

◎2024/3/14(木)終値1,488円+45円
◎前日取引終了後に、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて現状を分析し、改善のための取り組みの方針を決めたと発表し、買い材料視されたようです
◎資本効率性を意識した事業運営を強化する観点から、管理指標として「ROIC（Return On Invested Capital）」を導入するとのことです。「ROIC」とは、出資者らから調達したお金に対し、どれだけの利益を出しているかを示す財務指標です
◎株主へ支払うコストと借入にかかるコストを加重平均した「WACC（Weighted Average Cost of Capital）」という指標を上回る「ROIC」を安定的に確保することを目指し、「ROIC」の数値目標として2025年度に7.0％以上、2030年度に10.0％以上を掲げました
◎そのための取り組みとして、利益拡大や利益率向上、資産の効率的活用を進めるとのことです
◎また、配当性向30%程度を目安とすることや、役員報酬制度は短期業績だけではなく、中長期的な業績を意識した制度の導入を検討することが示されました
◎株価は2022年12月高値3,335円から下落基調となっており、2024年3月に1,431円まで一時下落していました

公開日:2024.3.14

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