日本の株式市場には数千社の企業が上場しています。その中から、将来有望な会社をどのように発掘したらいいのでしょうか?
今回は、身の回りから将来有望な会社を探すコツをご紹介します。
身の回りにあるヒントから銘柄探し
有望銘柄を発掘するには、日頃からアンテナを張り巡らせ、これから注目されそうなテーマや業績が伸びそうな企業を見つける必要があります。
たとえば、自分がよく知っている業界で将来的に何がブレイクしそうなのか、また業界が抱えている問題点を解決するために何が必要で、その課題に取り組んでいる会社はどこなのかといったことも銘柄選びのヒントとなるはずです。自分が働いている業界で一人勝ちの会社があれば、その会社の株を買ってみるというのもおもしろいかもしれません。
仕事にかかわらず、日々の生活の中にも投資のヒントは隠されています。スーパーの棚でいつも売り切れになっている商品に目を付け、その商品を製造しているメーカーを調べて投資する。アニメが好きな人であれば、人気アニメの関連グッズやコミックを販売している会社を狙ってみるのもいいでしょう。
また、人気の芸能人やスポーツ選手が使っている商品や契約しているメーカーなどを調べてみるのもおもしろそうです。過去には、大リーグで活躍する大谷翔平選手が契約する化粧品会社の株が一時的に人気化するといった現象もありました。
連想ゲームの発想で有望銘柄を発掘
株式市場には、さまざまな会社が上場しています。ヒット商品の製造メーカー以外にも、必要な材料を供給している会社、販売店、関連業務に携わっている会社など、狙い目となる投資先は多岐にわたります。
株式投資はいわば「連想ゲーム」のようなもの。ヒット商品などに関連する会社を連想ゲームの発想で発掘できれば、株価が上がりきる前に先回りして仕込むこともできるかもしれません。
そんな有望だと思える銘柄を見つけたら、決算説明資料などで業績や今後の展望をチェックし、さまざまな角度から自分なりに評価をしてみることも大切です。株式投資では、成功も失敗もすべて自分次第。大切なお金を投資するのですから、身近なものや関連企業にも目を向け、納得のいく銘柄に投資する習慣を身につけたいものです。
記事作成日:2023年11月28日