【投資相談室】はじめたばかりで下がってしまい、続けるべきかどうか悩んでいます

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目次

Q<初心者>:はじめたばかりで下がってしまい、続けるべきかどうか悩んでいます

判断の元になるのが「方針」

方針をハッキリさせる

それでも迷うときはどうするか?

皆さま、こんにちは。PayPay証券オウンドメディア「資産運用の1st STEP」編集長の臼田琢美です。今回は資産運用をはじめたばかりの方が、一度は直面するお悩みです。

 

Q<初心者>:はじめたばかりで下がってしまい、続けるべきかどうか悩んでいます

 

A:今年からNISAで資産運用をはじめたけど、初めのうちは上昇していたのにその後は下がってしまって不安になった。このまま資産運用を続けていいのだろうか?と考えている人もいらっしゃるでしょう。

 

初心者に限らず、続けるべきかどうか?売るべきかどうか?は、資産運用において常に自問自答する重要なテーマです。今回はこのテーマについて答えていきます。

 

判断の元になるのが「方針」

資産運用は買うときはもちろん、売るときも、何もせず保有しているときも、常に「判断」をしています。買うという判断、売るという判断、何もせず保有するという判断。それらの判断の元になるのが「方針」です。その方針に基づき、状況を踏まえて判断する。日々これの繰り返しです。

 

この方針というのは、以下のようなものです。

 

・毎月1万円投資信託をつみたて投資して長期的な資産形成を目指す

・半導体関連株は当面上昇すると思うので流れが変わるまで保有して利益拡大を目指す

・目先数日、この株は上がると思うので20%くらいの利益を目指す

・債券中心のファンドを数年間保有して預貯金よりは高い利回りを目指す

・株主優待目当てで買った株を保有して優待をもらい続けたい

・金(ゴールド)をインフレ対策で保有して現金の目減りをカバーしたい

 

資産運用や各投資にはそれぞれ目的や方針があると思います。あいまいで具体的ではないケースもあると思いますが、「方針」はなるべくハッキリしておきましょう。

 

方針をハッキリさせる

方針があいまいだと判断すること自体が難しいですし、判断もあいまいになります。方針がハッキリしていれば、判断も迷いが少なくなるはずです。

 

例えば、つみたて投資で長期的に資産形成する方針であれば、マーケットが多少上下しようが「毎月1万円つみたてする」ことに大きな変化を加える必要はないでしょう。下がったときには多く買えるドルコスト平均法で買いコストの低減も期待できます。下がったからやめるというより、平均買いコストが下がるチャンスと考えることもできます。

 

逆に、短期投資で目先20%くらい上がる、と思っていたのに下がってしまった場合は、方針や狙いから外れてしまったわけで、早めに売って損失拡大を防ぐロスカット(損切り)を考えるべきでしょう。

 

このように、方針がハッキリしていれば、方針からズレているかどうかで保有継続するか?売るか?の判断がしやすくなります。

 

それでも迷うときはどうするか?

誰にも先のマーケットは分かりませんから、それでも迷うときがあるはずです。方針はハッキリしているけれど状況がハッキリしていなかったり、五分五分の判断だったり。

 

それでも迷うときはどうするか?

 

そんなときの対応策はいくつかあります。

 

1つは、投資額を減らすこと。資産運用をやめるのではなく、一部を現金化しリスクを減らします。一旦一部を現金化しておけば、後日下がったときに買い直したり、不安な状況が減ったときに買い直したり、状況に応じて対応しやすくなります。

 

ただし、つみたて投資の購入額を減らすのは、あまりおすすめできません。先ほどお話ししたように「下がったときには多く買える」というつみたて投資のメリットが活かせないからです。

 

2つめは、投資対象をリスクの低いものに一部入れ替えるなど中身の見直しです。例えば、株式に100%投資している場合、20%を債券や金(ゴールド)など他の資産に入れ替える方法です。株や投資信託でも、リスクの高いものからリスクの低いものに乗り換えるなど工夫できることはいろいろあります。

 

こちらはつみたて投資の場合でも、つみたてるファンドを見直すのは構わないとは思います。ただ、株式から債券ファンドなどあまり極端に変えてしまうと、それはつみたて投資の継続というより、全く別のつみたて投資を新たにはじめることになります。ダメということではありませんが、方針自体の変更になりますので慎重に考えてください。

 

「方針」をハッキリさせる、常に「判断」している意識を持つ。この2つをぜひ実践してください。

 

 

皆さまからの投資相談を、ぜひお気軽にX(旧Twitter)TikTokなどにお送りください。

 

 

記事作成日:2024年6月5日

 

 

公開日:2024.6.6

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