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復興・防災関連の5銘柄
復興・防災関連の5銘柄

復興・防災関連の5銘柄

 

1月1日に発生した石川県の能登半島近海を震源とする最大震度7の「令和6年能登半島地震」により犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げますと共に、被災者の方々や関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。皆さまの安全と一日も早い復興をお祈りいたします。

 

今回の震災によって、北陸地方を中心に家屋など建物の倒壊や火災による焼失、道路のひび割れや土砂崩れ、津波による被害が伝えられています。

大発会の4日の東京市場では、地震被害の広がりを見極めたいとのムードから日経平均株価は朝方に前日比700円超の下げ幅となりましたが、能登地方のライフラインが深刻な被害を受ける中で建設株など「復興関連銘柄」と呼ばれる銘柄群は逆行高となりました。

 

過去にも2011年の東日本大震災など災害が発生した際に、株式市場全体は軟調な値動きとなる一方で、復興に向けての工事で恩恵がありそうな「復興関連銘柄」や、防災意識の高まりを背景とした「防災関連銘柄」に投資資金が流入するケースが見受けられました。

 

気象庁では北陸地方でしばらく余震が続き、今後も震度7クラスの地震が発生する可能性があると注意喚起しています。「復興関連銘柄」や「防災関連銘柄」への注目が続くと想定され、PayPay証券の取り扱い銘柄から該当銘柄をピックアップしました。

 

AGC(5201)

4日終値5,313円(前日比+77円)

 

地震の揺れで窓ガラスが破損する様子が伝えられており、ガラス製品を取り扱う同社も買われました。AGCは地震や台風など災害発生時に防災効果のある防災ガラスを手がけており、東日本大震災からの復興においては被災地の施設に同製品が採用された実績があります。

 

TOTO(5332)

4日終値3,866円(前日比+153円)

 

住宅など多くの建物が倒壊・焼失し、新築・改築による需要増への思惑から、住宅まわりの製品を手がける同社も買われました。TOTOトイレのイメージが強いですが、バスルームやキッチンなどの製品も取り扱っています。新築・改築・仮設住宅などの需要も見込まれているようです。

 

小松製作所(6301)

4日終値3,750円(前日比+62円)

 

建設機械の大手で復興工事におけるショベルカーなどの需要増への思惑から、関連銘柄として見られているようです。コマツは被害の大きい石川県内を地盤としており、建機株の中でも注目されているようです。

 

岩谷産業(8088)

4日終値6,619円(前日比+186円)

 

産業ガス家庭用LPガス取り扱いの国内大手です。能登地方を中心にライフラインが深刻な被害を受けており、一般家庭や避難所向けにカセットこんろ、ボンベの高い需要が当面見込めるとの思惑から同社も買われました。

また、今回の地震被害を機に被災地以外で防災意識が高まり、非常用のカセットこんろ、ボンベの購入が増える可能性もります。

 

ヤマハ発動機(7272)

4日終値1,276円(前日比+16円)

 

被災地のライフラインが深刻な被害を受け、とりわけ停電の長期化が伝えられる中、防災用発電機を手がけるヤマハ発動機も注目されています。近年は夏から秋にかけて襲来する台風被害が甚大となるケースも増えており、防災意識がさらに高まり、自治体や企業などが非常用電源として購入するとの思惑もあるようです。

今回の地震では津波被害も伝えられ、漁船の転覆や損壊が多数あるようです。ヤマハ発動機では船舶向けモーターだけでなく、漁船の建造も手がけており、業績への貢献が見込まれそうです。東日本大震災後は政府が漁業者支援を強化した経緯もあって、漁船はふだんの10倍以上の受注があったようです。

 

記事作成日:2024年1月4日

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