💡この記事のポイント
✅AIの進化でサイバー攻撃は巧妙化
✅強固なセキュリティがますます重要に
✅社会の安全を支えるサイバーセキュリティ関連株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅パロアルト、シスコシステムズ、クラウドストライク
✅AIの進化でサイバー攻撃は巧妙化
✅強固なセキュリティがますます重要に
✅社会の安全を支えるサイバーセキュリティ関連株をご紹介
✅パロアルト、シスコシステムズ、クラウドストライク
AIの普及で活躍の余地が広がるサイバーセキュリティ
パロアルト・ネットワークス<PANW>
フォーティネット<FTNT>
シスコシステムズ<CSCO>
クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>
ゼットスケーラー<ZS>
クラウドフレア<NET>
その他の関連銘柄
コンピュータシステム、ネットワーク、プログラム、データへのデジタル攻撃、不正アクセスなどによる盗難や損害は増加の一途をたどっています。特にAI(人工知能)の進化で攻撃はより巧妙化しており、強固なサイバーセキュリティの重要性はかつてないほど高まっています。AIが普及する中で、サイバーセキュリティ関連企業は社会の安全を支える重要な役割を担い、ますます活躍の場が広がっています。
そこで、米国のサイバーセキュリティ関連株をご紹介します。
サイバーセキュリティ関連製品を手がけています。
7月30日には、イスラエルを拠点とするセキュリティ企業のサイバーアークの買収を発表しました。この買収によりパロアルト・ネットワークスは、組織内の不正アクセスや情報漏洩を防ぐアイデンティティ・セキュリティ(ユーザーやアカウントが誰で、何にアクセスできるかを管理する仕組み)分野に参入することで、製品ラインアップの拡充が期待されます。
株価はサイバーアーク買収の負担を嫌気し、7月29日高値210.39ドルから8月7日安値165.21ドルへ大幅に下落しました。サイバーアーク買収による業容拡大を考えれば、調整一巡後に見直される展開も考えられそうです。
サイバーセキュリティの世界的なリーダーで、ネットワークとセキュリティの融合をけん引。
8月6日には、クラウドコンピューティングの強化に不可欠な「FortiCloud(同社製品をまとめて管理できるクラウド基盤)」の大幅な拡張を発表。これは同社のセキュリティ製品を一元管理するためのクラウドサービスです。また、米国のIT調査会社ガートナーが発行する市場レポート「2024年Gartner SD-WANのMagic Quadrant」において、5年連続リーダー企業の1社に選出され、さらに4年連続で実行能力No.1と評価されています。
株価は8月6日の決算発表を受けて、96ドル前後から8月7日には年初来安値70.12ドルまで急落しました。弱気な見通しによる売りが先行しましたが、成長戦略を踏まえれば今後は再評価される場面も考えられそうです。
ネットワークシステムやセキュリティ、クラウドなどIT関連の製品・サービスを展開。
6月には、AIのワークロード(AIを動かすための膨大な計算処理)に対応した新しいソリューション(AI活用を支援する仕組みや製品群)を発表。これにより、企業側は自社のデータセンターを複雑化することなく最新のシステムに置き換えることができます。また同社は、エヌビディア<NVDA>とAIデータセンターネットワークで提携を進めています。
株価は4月7日年初来安値52.11ドルから上昇基調で、8月11日には年初来高値72.55ドルまで上昇しました。AI分野での取り組みの評価で、今後も見直しの余地が意識されそうです。
クラウドベースのインターネット・セキュリティ・ソリューションを提供しています。
8月6日には、AIシステムセキュリティ評価とSecOps(Security Operations=セキュリティ運用体制)向けAI対応という2つの新サービスを発表しています。これは、組織が現代のビジネスを支えるAIシステムを保護し、AIをセキュリティ運用に安全に統合するものです。
株価は7月3日上場来高値517.98ドルから調整局面に入り、直近は430ドル前後で推移しています。新サービス発表を背景に、調整一巡後は再び注目される可能性もありそうです。
ウェブやモバイルのセキュリティを提供するクラウドベースのプラットフォームを手がけています。
8月1日には、検知と対応のマネージドサービスの領域で市場をリードするRed Canaryの買収を完了したと発表。両社は協力して、高度なエクスポージャー管理(システムの弱点やリスクを可視化し、優先度をつけて管理すること)とAI主導の脅威管理を組み合わせた統合的なセキュリティ運用を推進するとのことです。
株価は4月7日年初来安値164.78ドルから7月8日年初来高値318.46ドルまで上昇しました。その後は調整し、8月7日安値265.88ドルまで下落しもみ合いが続いています。買収による事業拡大を踏まえれば、今後は見直し買いとなる展開も考えられそうです。
クラウドプラットフォームを構築し、パフォーマンスやセキュリティを強化するネットワークサービスを提供しています。
7月1日には、 無断でのAIクローラー(AIが自動でウェブから情報を収集するプログラム)によるコンテンツ収集をブロックする初のインターネットインフラ企業になったと発表しています。
株価は4月7日年初来安値89.42ドルを底に順調に上昇し、8月7日には年初来高値219ドルを付けました。AI関連施策が評価されれば、今後も見直しの余地が意識されそうです。
マイクロソフト
アルファベット
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
オラクル
ブロードコム
アクセンチュア
データドッグ
記事作成日:2025年8月21日
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