💡この記事のポイント
✅テンバガーが誕生するのは小型株だけではない
✅時流に乗ったテーマ選びと長期保有がポイント
✅将来のテンバガー期待の日米株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅米国株:RTX、マーベル・テクノロジー、パロアルトネットワークス
✅日本株:IHI、マクニカホールディングス、日本マイクロニクス
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✅テンバガーが誕生するのは小型株だけではない
✅時流に乗ったテーマ選びと長期保有がポイント
✅将来のテンバガー期待の日米株をご紹介
✅米国株:RTX、マーベル・テクノロジー、パロアルトネットワークス
✅日本株:IHI、マクニカホールディングス、日本マイクロニクス
古河電工やキオクシアなどがテンバガー達成
次のテンバガー銘柄のヒント
アールティーエックス<RTX>
オン・セミコンダクター<ON>
マーベル・テクノロジー<MRVL>
パロアルトネットワークス<PANW>
IHI<7013>
マクニカホールディングス<3132>
TOWA<6315>
日本マイクロニクス<6871>
株式市場では、株価10倍高を達成した銘柄を「テンバガー」と呼んでいます。一昔前までは、テンバガーといえば「時価総額が低い新興企業の小型株(日本市場では1,000億円以下)」というのが一般的でしたが、ここ数年でその様相はガラリと変化しています。
たとえば、日本の「電線御三家」の一角である古河電気工業<5801>の株価は、2025年4月には3,647円の安値をつけていました。それが、今年5月14日には60,150円の上場来高値を記録。2025年4月当時の時価総額は一時約3,600億円規模と、小型株の定義からは大きくかけ離れていました。株価は約1年間で16倍超となり、時価総額も4兆円規模まで膨らみました。
また、2024年12月に上場したキオクシアホールディングス<285A>は、初値1,440円に対し、今年5月14日には53,490円(約37倍)の上場来高値を記録し、直近の時価総額は25兆円規模となりました。
一方、米国株市場でも、半導体大手のエヌビディア<NVDA>を筆頭にテンバガーが続々と誕生しています。
あらためて日米のテンバガー銘柄を見ると、AIや半導体の関連銘柄が中心となっています。このことからも、時流に乗ったテーマに関連する銘柄を選ぶことが重要と考えられます。加えて、短期の値動きに振り回されすぎず、中長期で保有する姿勢も大切です。
では、今後のテンバガーはどのようなテーマから生まれるのでしょうか?
たとえば、直近では米国で宇宙開発会社の「スペースX」の上場準備が進んでおり、史上最大規模のIPO(新規株式公開)として、世界中の投資家が注目しています。また、AI関連でも「アンソロピック」や「オープンAI」といった米国企業の将来的な上場の可能性に注目が集まっており、引き続き、AI・半導体関連も大きなテーマとなりそうです。
航空宇宙、防衛システム、サイバーセキュリティなどの設計、製造を手がけています。堅調な航空需要と軍需拡大を背景に足元の業績も好調に推移しています。「スペースX」の上場によって、宇宙関連の側面もある同社が、あらためて見直される期待もありそうです。
株価は3月3日に年初来高値214.5ドルをつけ、そこから調整局面に入りました。直近では5月15日年初来安値170.78ドルまで下落しています。
半導体メーカー。電力管理やセンサーのほか、アナログ、ロジックデバイスなどを手がけています。5月4日に発表した2026年1-3月期決算では、AIデータセンターの電力供給用パワー半導体が好調で、予想を上回る業績で着地しました。
60ドル近辺での横ばいが続いていた株価は、4月に入り上昇を開始。5月14日には上場来高値119.1ドルまで上昇しています。
ファブレス半導体のメーカーで、主に集積回路の設計・開発などを手がけています。直近では、同業のエヌビディアが同社に20億ドルを出資したことが明らかになりました。足元の業績も好調で、半導体関連の出遅れ株として注目が高まっています。
しばらく80ドル近辺での横ばいが続いていた株価は、4月に入り上昇を開始。5月14日には上場来高値192.15ドルまで上昇しています。
サイバーセキュリティのプラットフォームを手がけ、AIセキュリティの会社を買収しています。足元の業績も良好で、直近ではモルガン・スタンレー<MS>のアナリストが投資判断「オーバーウェイト」を維持し、目標株価を215ドルから265ドルに引き上げました。AIの進化はまだ始まったばかりで、今後も同社に活躍の余地はありそうです。
株価は2月24日の年初来安値139.57ドルで底打ちし、5月15日には年初来高値245.8ドルまで上昇しています。
航空エンジン、資源・エネルギー、社会インフラ、防衛関連などを手がける重工大手です。ロケットシステムも手がける日本を代表する宇宙関連銘柄の一つです。2027年3月期今期の売上収益・営業利益・当期利益は3期連続で過去最高を更新する見通しです。
株価は2月10日上場来高値4,698円以降は下落に転じ、5月15日年初来安値2,635円まで下落しています。
独立系の半導体商社。米国半導体大手のエヌビディアともパートナーシップを結んでいます。昨年以降、米国の投資ファンドであるダルトン・インベストメンツによる同社株の買い増しが明らかになりました。業績面では、AI向けの半導体需要が堅調に推移しています。
株価は3月9日の年初来安値2,216円を底に反発に転じ、5月15日には上場来高値3,350円まで上昇しています。
封止や切断加工などの半導体製造装置を手がけています。5月11日に発表した2026年3月期前期の決算が減益で着地したものの、2027年3月期今期の経常利益は前期比47.4%増の102億円に拡大する見込みです。年間配当も増配の見込みです。
株価は年初から乱高下しながらも、5月11日には3,410円の年初来高値を記録しました。その後は2,700円前後まで調整しています。
プローブカードや液晶検査装置など、半導体検査用器具を手がけています。生成AI向けの需要増で大幅な増収増益となっています。5月13日に発表した2026年1-3月期決算では、1-6月期(2四半期累計)の業績予想を上方修正したばかりです。
株価は3月31日の安値8,780円から反発に転じ、5月14日には上場来高値17,500円まで上昇しています。
記事作成日:2026年5月18日