個人投資家に人気がある高配当株。今回はPayPay証券の取扱銘柄の中から日米の高配当株をランキング形式で一挙公開!
「配当利回り」とは、今の株価に対して年間の配当金がどれくらい支払われるかの割合を示す指標です。この配当利回りが高いほど投資金額に対して配当が多くてオトクということになります。
ただし、業績悪化等で株価が下落したことで配当利回りが高い場合もありますし、あくまで予想配当ですので、配当が減額されたり、配当を出さなくなるケースもありますので注意が必要です。
最後に人気銘柄の配当利回りもご紹介します。
米国株:配当利回りランキング
米国株は、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが唯一2ケタの配当利回りとなっており、100万円分買えば年間約13万円の配当を受け取れる計算です。しかし、前期は純利益が赤字で、今期はさらに赤字幅が拡大しそうです。いくら配当をもらってもその額以上に株価が下落してはトータルでは損失となるので悩みどころですね。
また、米国2大通信会社であるベライゾン・コミュニケーションズとエーティー・アンド・ティーも高配当です。どちらも昨年後半あたりから上昇基調が続いており、配当+値上がりも期待できそうです。
日本株:配当利回りランキング
日本株は1位がJFEホールディングス、2位が日本製鉄となり、鉄鋼メーカーが上位という結果になりました。2023年以降、株価はどちらも約1.5倍になっていますが、それでも5%近い配当利回りがあります。
ほかには高配当株の代表とも言える、日本たばこ産業(JT)もランクインしています。国内の喫煙者は減少していますが、海外企業を積極的に買収するなどして豊富なキャッシュを生み出し高配当を維持しています。
その他も人気銘柄が並んでいますので高配当だけではなく、株主としての満足感も得られそうですね。
日米人気銘柄の配当利回りは?
最後にPayPay証券での主な人気銘柄の配当利回りをご紹介します。
米国株は成長株が人気で、エヌビディアやアップルなどどれもAI(人工知能)のテーマに乗って上昇している銘柄です。配当利回りはブロードコムが1%を超えています。「次のエヌビディア」と言われるほど成長が期待されているため、配当を受け取りながら大きな値上がりをじっくり待つのもよさそうです。
日本株は日本電信電話(NTT)が人気です。毎年増配の実績もある高配当株として人気ですが、株価は1月の年初来高値から6月中旬にかけて約25%安まで下げ、足もとは約19%安まで戻しています。ここ数年では特に大きく下げており、押し目のチャンスとなるかもしれません。
記事作成日:2024年7月9日