💡この記事のポイント
✅PBR1倍割れの株は割安に買える状態
✅投資家から評価されていない可能性もあるので注意は必要
✅割安さだけでなく業績や将来性などと合わせて判断を
🔎登場する主な銘柄
✅東京電力、日産自動車、マツダ、かんぽ生命保険、北海道電力、JFE
✅PBR1倍割れの株は割安に買える状態
✅投資家から評価されていない可能性もあるので注意は必要
✅割安さだけでなく業績や将来性などと合わせて判断を
✅東京電力、日産自動車、マツダ、かんぽ生命保険、北海道電力、JFE
PBR1倍割れ銘柄に注目する理由
主なPBR1倍割れ銘柄一覧
PBR(株価純資産倍率)とは、株価が企業の純資産(負債を除いた資産)と比べて割高か割安かを示す指標で、「PBR1倍未満」は資産価値より株価が低い=割安な状態を意味します。ただし、投資家から評価されていないとも言え、日本ではこのPBR1倍割れ企業が多いことが長年の課題とされてきました。
しかし、2023年以降、東証(東京証券取引所)が上場企業に対し、資本効率の改善や株主還元の強化など企業価値向上への取り組みを要請し、実際に株価が見直された例も多数出ています。
PBRが1倍を割れたままだと、海外の企業などから乗っ取られて分割売却されてしまうリスクもあります。東証からの要請が無くとも、企業価値を高める努力が上場企業に求められるのは当然と言えるでしょう。
もちろん、PBR1倍を割っている株がすべて「買い」とはなりませんが、過小評価されている優良株が眠っている可能性もあります。また、優良株なのに割安な銘柄は下値抵抗力が期待できる場合もあります。業績や将来性などと合わせて検討してみてください。
ここからは当社取扱銘柄の中からPBR1倍割れ銘柄をご紹介します。
銘柄 | PBR(倍) |
---|---|
東京電力ホールディングス | 0.22 |
日産自動車 | 0.25 |
マツダ | 0.31 |
かんぽ生命保険 | 0.37 |
北海道電力 | 0.41 |
JFEホールディングス | 0.42 |
日本郵政 | 0.45 |
ヤマダホールディングス | 0.46 |
中部電力 | 0.47 |
INPEX | 0.48 |
住友金属鉱山 | 0.48 |
本田技研工業 | 0.49 |
Abalance | 0.52 |
日本製鉄 | 0.55 |
SUMCO | 0.55 |
神戸製鋼所 | 0.55 |
東光高岳 | 0.57 |
王子ホールディングス | 0.57 |
関西電力 | 0.58 |
ENEOSホールディングス | 0.6 |
ゆうちょ銀行 | 0.61 |
三菱自動車工業 | 0.61 |
三菱ケミカルグループ | 0.61 |
出光興産 | 0.61 |
住友化学 | 0.62 |
商船三井 | 0.65 |
あおぞら銀行 | 0.65 |
東海旅客鉄道 | 0.66 |
ローム | 0.66 |
AGC | 0.66 |
レノバ | 0.67 |
アイシン | 0.68 |
SUBARU | 0.7 |
ニチコン | 0.7 |
高島屋 | 0.72 |
九州電力 | 0.72 |
旭化成 | 0.73 |
京セラ | 0.75 |
LIXIL | 0.75 |
日本郵船 | 0.76 |
野村ホールディングス | 0.76 |
双日 | 0.76 |
クボタ | 0.77 |
出前館 | 0.8 |
パナソニックホールディングス | 0.81 |
東ソー | 0.81 |
川崎汽船 | 0.82 |
TOPPANホールディングス | 0.83 |
大和証券グループ本社 | 0.83 |
オリックス | 0.84 |
大日本印刷 | 0.84 |
三菱HCキャピタル | 0.85 |
大阪瓦斯 | 0.86 |
レゾナック・ホールディングス | 0.87 |
岩谷産業 | 0.88 |
三井住友トラストグループ | 0.88 |
阪急阪神ホールディングス | 0.89 |
ソフトバンクグループ | 0.9 |
東レ | 0.9 |
太陽誘電 | 0.92 |
小野薬品工業 | 0.93 |
オムロン | 0.94 |
ヤマハ発動機 | 0.94 |
いすゞ自動車 | 0.94 |
ニッスイ | 0.94 |
みずほフィナンシャルグループ | 0.95 |
住友商事 | 0.95 |
三井住友フィナンシャルグループ | 0.96 |
武田薬品工業 | 0.96 |
トヨタ自動車 | 0.97 |
※出所:QUICK(2025年6月2日時点)
記事作成日:2025年6月2日
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