💡この記事のポイント
✅石破首相が辞任を表明したことで、日本の株式市場は政局もテーマに
✅有力候補と言われている4名の経歴や主な政策は?
✅政策に関連しそうな24銘柄をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅SHIFT、ENEOSホールディングス、三菱重工業、商船三井など
✅石破首相が辞任を表明したことで、日本の株式市場は政局もテーマに
✅有力候補と言われている4名の経歴や主な政策は?
✅政策に関連しそうな24銘柄をご紹介
✅SHIFT、ENEOSホールディングス、三菱重工業、商船三井など
河野太郎氏:デジタル改革とエネルギー政策の断行
小泉進次郎氏:政治・規制改革の推進
高市早苗氏:経済安全保障と防衛力の強化
林芳正氏:外交の安定とGX・スタートアップの推進
投資初心者の方へのヒント
9月7日(日)、石破首相が辞任を表明しました。報道直後から円安が進み、週明け8日の東京株式市場では、政策変更への期待感などから日経平均が一時800円以上も上昇するなど、マーケットは大きく反応しています。当面は、自民党総裁選の行方が最大の注目テーマとなりそうです。
一般的に、首相の交代は株式市場にとって大きな関心事です。新しいリーダーへの期待から相場が上昇する「ご祝儀相場」という言葉がある一方で、「政治の不透明感」を嫌気し、短期的な混乱が起きる可能性もはらんでいます。
特に、政権が重視する政策の方向性が変わると、関連する業種の株価が大きく動くことがあります。そこで今回は、「ポスト石破」として有力視されることが多い4名の特徴的な政策と関連銘柄を見ていきましょう。
(※五十音順でご紹介します)
過去にデジタル大臣として行政のデジタル化を強力に推進した実績があり、規制改革にも意欲的です。行政手続きのオンライン化やマイナンバーカードの普及促進など、「デジタル改革」が政策の中心に据えられると考えられます。
また、現在の物価高は「円安が主因」と捉え、日銀の段階的な利上げと財政規律の回復に言及している点も特徴的です。
SHIFT
さくらインターネット
レノバ
富士通
ソフトバンクグループ
三菱UFJフィナンシャル・グループ
現職の農林水産大臣で、大臣や党の要職などを歴任した実績と、若手リーダーとしての発信力が特徴です。環境大臣の経験もあり、脱炭素社会の実現に向けた取り組みも重要な政策の柱となりそうです。
また自身の育休取得経験や農業改革で見せた実行力で、子育て支援の強化や社会保障改革、日本銀行の独立性尊重などにも踏み込む姿勢を見せています。
ENEOSホールディングス
リクルートホールディングス
岩谷産業
ユニ・チャーム
アサヒグループホールディングス
資生堂
総務大臣、経済安全保障担当大臣などを歴任し、安全保障政策に重点を置く姿勢が鮮明です。半導体などの重要物資の国内生産支援や、サイバー攻撃対策など、「経済安全保障」の強化が政策の大きな柱となりそうです。
また、日本の「防衛力の抜本的な強化」も掲げており、宇宙やサイバー、電磁波といった新しい領域での防衛力向上も重視しているようです。
三菱重工業
川崎重工業
IHI
東京エレクトロン
日本電気(NEC)
日立製作所
現職の内閣官房長官で、外務大臣や文部科学大臣などを歴任し、安定した政権運営と外交手腕に定評があります。その経験から「安定的な外交」が政策の基盤となりそうです。
また、「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」への投資や、スタートアップ育成などを通じて、日本の新たな成長エンジンを創出することを目指しているようです。
商船三井
三菱商事
みずほフィナンシャルグループ
小松製作所
トヨタ自動車
トレンドマイクロ
✔️政局関連を材料に、短期の値動きはぶれやすい一方、株価は最終的に企業の稼ぐ力に回帰します。焦らず、つみたてや分散で時間を味方につけましょう。
✔️首相交代というテーマに偏りすぎず、株価水準から決算や中期経営計画、株主還元方針なども合わせて確認しましょう。
✔️政策の方向性が見えてくるまでの期間は、為替・金利・政策などを意識し、相場の変動に一喜一憂しすぎない姿勢が大切です。
記事作成日:2025年9月8日
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