💡この記事のポイント
✅主要テーマのAI関連株が高値から下落
✅AI関連株は再上昇するだろうと見る投資家も
✅幅広いAI関連の日米株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅日本株:ソフトバンクグループ、アドバンテスト、イビデン
✅米国株:エヌビディア、マイクロソフト、パランティア・テクノロジーズ

✅主要テーマのAI関連株が高値から下落
✅AI関連株は再上昇するだろうと見る投資家も
✅幅広いAI関連の日米株をご紹介
✅日本株:ソフトバンクグループ、アドバンテスト、イビデン
✅米国株:エヌビディア、マイクロソフト、パランティア・テクノロジーズ
高値から下落したAI関連株
ソフトバンクグループ<9984>
アドバンテスト<6857>
レーザーテック<6920>
ローツェ<6323>
イビデン<4062>
フジクラ<5803>
富士電機<6504>
さくらインターネット<3778>
エヌビディア<NVDA>
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
ブロードコム<AVGO>
インテル<INTC>
マイクロソフト<MSFT>
オラクル<ORCL>
アマゾン・ドット・コム<AMZN>
パランティア・テクノロジーズ<PLTR>
ここまで株式市場を牽引してきた大きなテーマが「AI(人工知能)」です。特に生成AIの開発競争が激化し、関連する半導体やインフラへの投資が拡大したことで、多くの企業の株価が上昇しました。
ただ、足元ではこうしたAI関連銘柄に対しても、過熱感を警戒する見方が出ているようです。
2025年11月11日の米国市場では、AI向けクラウドサービスを手がけるコアウィーブが弱い見通しを発表したことや、ソフトバンクグループ<9984>が株式を売却したことでエヌビディア<NVDA>が下落したことなどから、AI関連株が売られる展開となりました。これにより、NYダウが終値での最高値を更新するなか、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数が反落するなど、AI関連株の割高感を懸念する声も聞かれます。
この流れは東京市場にも及んでいるようです。11月12日の市場では、ソフトバンクグループが前日に好決算を発表したにもかかわらず、株価が下落する場面がありました。また、SUMCO<3436>やKOKUSAI ELECTRIC<6525>が決算見通しの悪化で急落するなど、AI関連株の下げが目立ちました。
一方、AI関連の過熱感での調整はあっても、AIの成長は続くことからAI関連株は再上昇するだろうと見る専門家も多いようです。特に実際に売上増が続く銘柄は株価の反転も早くなるだろうとの声もありました。
そこで今回は、高値から下落しているAI関連の日米株をご紹介します。
日本を代表する投資会社の一つです。「ビジョン・ファンド」を通じて、世界中のテクノロジー企業に投資しています。特にAI分野への投資に積極的で、生成AI「チャットGPT」を開発したオープンAIへの出資でも注目されています。AIの将来性に賭ける投資が、同社の価値にどう反映されるかに関心が集まっています。
直近高値から12日終値まで-20.88%下落しています。
半導体の性能を検査する「テスター」と呼ばれる装置の大手メーカーです。AIの学習や処理に使われる高性能な半導体は、非常に複雑な検査を必要とします。AI半導体の需要が伸びるほど、同社の検査装置の必要性も高まると期待されています。
直近高値から12日終値まで-16.24%下落しています。
半導体製造工程で使われる「マスクブランクス」の欠陥を検査する装置を手がけています。特にAI半導体のような最先端のロジック半導体の製造に不可欠な「EUV(極端紫外線)リソグラフィ」関連の検査装置で、非常に高い世界シェアを持つとされています。
直近高値から12日終値まで-10.71%下落しています。
半導体製造工程で使われる「ウェーハー搬送装置」を手がけるメーカーです。 半導体工場内では、製造途中のウェーハーをクリーンな環境で、次の工程へ自動で搬送する必要があります。同社は、特にウェーハーを保管する「FOUP(フープ)」と呼ばれる容器を扱う装置などで高い技術力を持っているようです。AI半導体のような最先端の製品を製造する大規模な工場が建設されると、こうした自動搬送システムの需要も高まることが期待されそうです。
直近高値から12日終値まで-16.18%下落しています。
電子部品やセラミックスを手がけるメーカーです。特にAIサーバーや高性能PCに使われるCPU/GPU(画像処理半導体)向けの「ICパッケージ基板」において高い技術力を持っています。AI半導体の高性能化に伴い、より複雑で高密度なパッケージ基板が求められており、同社の技術への期待が高まっているようです。
直近高値から12日終値まで-11.26%下落しています。
電線・光ファイバーケーブルの大手メーカーです。生成AIの普及に伴い、大量のデータを高速で処理するためのデータセンター建設が相次いでいます。同社の光ファイバー関連製品は、データセンター内の通信網や、データセンター間を結ぶインフラとして需要が拡大しているようです。
直近高値から12日終値まで-7.0%下落しています。
発電設備や産業プラント、パワー半導体などを手がける総合電機メーカーです。AIの普及で電力消費量が増大するデータセンターにおいて、電力を効率よく変換・供給するための電源システムや、省エネに貢献するパワー半導体の需要が高まっているようです。
直近高値から12日終値まで-8.08%下落しています。
国内大手のデータセンター・クラウドサービス事業者です。特にAIの開発・運用に不可欠なGPUを搭載したクラウドサービス(「高火力」シリーズなど)の提供に力を入れています。政府のクラウド認定も受けており、国内のAIインフラを支える企業として注目されています。
直近高値から12日終値まで-20.07%下落しています。
AIブームを牽引してきた半導体メーカーです。同社のGPUは、AIの「学習」に不可欠な存在とされ、データセンター向けなどで圧倒的な需要を誇っています。 これからもAI関連の中心として注目されそうです。ただ、市場では、これまでの急速な株価上昇に対する過熱感や、割高感への警戒も根強いようです。今月19日に予定されている決算発表で、AI需要の力強い見通しが改めて示されるか、注目が集まっています。
直近高値から11日終値まで-8.96%下落しています。
エヌビディアのライバルとされる半導体メーカーです。主にPC向けのCPU(中央演算処理装置)で知られていますが、近年はAI向けの半導体「Instinct」シリーズにも力を入れており、エヌビディアを追撃しています。
直近高値から11日終値まで-11.06%下落しています。
データセンター向けの通信用半導体(ネットワーク機器)で高いシェアを持つ企業です。また、大手クラウド企業などの要求に合わせて専用の半導体を設計・製造する「カスタム半導体(ASIC)」の分野でも高い技術力を持っています。AI処理の効率化のために、自社専用のAIチップを開発する企業が増えているとされ、同社のカスタム半導体事業への需要も高まっているようです。
直近高値から11日終値まで-8.93%下落しています。
長年にわたりPC向けCPUの最大手として知られる半導体メーカーです。AI分野ではエヌビディアに先行を許していましたが、AI処理に特化した半導体「Gaudi」シリーズなどで巻き返しを図っています。
直近高値から11日終値まで-10.82%下落しています。
クラウドサービス「Azure」を提供するIT大手です。オープンAIと提携し、「Azure」を通じて企業がAIを利用できるサービスを幅広く展開しています。AIを「使う」ためのプラットフォームを提供する企業として注目されています。
直近高値から11日終値まで-8.13%下落しています。
企業向けのデータベース管理ソフトで高いシェアを持つソフトウェア企業です。近年はクラウドサービス「OCI(Oracle Cloud Infrastructure)」にも注力しています。OCIは、AIの学習や推論処理に適した高性能なクラウドインフラを、比較的低コストで提供できるとして注目を集めているようです。ソフトバンクグループやオープンAIと「スターゲート計画」を進めています。
直近高値から11日終値まで-31.69%下落しています。
世界最大のクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」を提供しています。AWSは多くの企業がAIを開発・運用するための基盤(インフラ)となっており、AI需要の拡大が同社のクラウド事業の追い風となりそうです。
直近高値から11日終値まで-3.67%下落しています。
ビッグデータ解析プラットフォームを提供するソフトウェア企業です。政府機関や大企業が持つ膨大なデータをAIで分析し、意思決定を支援するシステム(「Gotham」や「Foundry」)を提供しています。
直近高値から11日終値まで-7.97%下落しています。
記事作成日:2025年11月12日