純受注数で7年ぶり首位!ボーイング関連の日米株9選

💡この記事のポイント

✅ボーイングが航空機の純受注数でエアバスを抜き首位へ

✅航空機の生産回復は日米の関連メーカーに追い風

✅航空機需要の回復で注目のボーイング関連銘柄をご紹介

🔎登場する主な銘柄

✅米国株:ボーイングGEエアロスペースRTX

✅日本株:IHI東邦チタニウム東レ


目次

ボーイングが航空機の純受注数で7年ぶりの首位

航空機の生産回復は関連企業に追い風

ボーイング<BA>

GEエアロスペース<GE>

アールティーエックス<RTX>

ハネウェル・インターナショナル<HON>

パーカー・ハネフィン<PH>

イートン・コーポレーション<ETN>

IHI<7013>

東邦チタニウム<5727>

東レ<3402>

純受注数で7年ぶり首位!ボーイング関連の日米株9選

ボーイングが航空機の純受注数で7年ぶりの首位

ここ数年、品質問題や事故、ストライキなど暗いニュースが続いていた航空機大手のボーイング<BA>ですが、最近は状況が好転してきているようです。


ボーイングの発表によると、2025年の民間航空機の納入数は600機(前年比72%増)に達し、主力機「737MAX」の事故以前である2018年以来の高水準を記録しました。さらに、年間の純受注数では1,173機と前年の3倍を獲得し、ライバルである欧州エアバス(889機)を7年ぶりに上回ったようです。


これまで安全確保のための生産ペース引き下げや在庫調整が続いてきましたが、納入数の回復は、航空機メーカーとして正常なサイクルに戻りつつあることを表しています。


航空機の生産回復は関連企業に追い風

ボーイングの生産回復は、同社だけにとどまらず、世界中のサプライチェーン(供給網)に大きな影響を与えます。日米では、機体エンジン素材(チタンや炭素繊維)などで重要な役割を担う企業があり、ボーイングの増産は明るいニュースとなりそうです。


今回は、航空機需要の本格的な回復を見据え、注目したい日米の関連銘柄をご紹介します。


ボーイング<BA>

世界最大級の航空宇宙機器メーカー。

2025年の民間航空機納入数は600機(前年比72%増)と前年から急回復し、純受注数は1,173機でエアバスの889機を抜き7年ぶりに首位を奪還しました。生産ラインの正常化が進むことで、今後の業績への貢献が期待できます。


GEエアロスペース<GE>

航空機エンジンで高いシェアを誇る企業です。

ボーイングやエアバスの主力機にエンジンを供給しており、機体の生産が増えるほど売上の伸びが期待できます。 同社の強みは納入後の「アフターサービス」であり、航空機の飛行回数が増えると、部品交換や整備の需要が発生し、長期にわたって安定した収益を生み出します。


アールティーエックス<RTX>

傘下にエンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニーを持つ航空宇宙・防衛の複合企業です。

航空機システムやアビオニクス(航空電子機器)などを手がけ、民間航空機の増産による恩恵を受けやすいほか、世界的な防衛予算の増加も追い風となっています。


ハネウェル・インターナショナル<HON>

航空機の自動操縦システムや通信機器、空調システムなど、機体内部の重要な電子機器・装備を幅広く手がける産業コングロマリットです。

 ボーイングなどの納入数が増えれば、それだけ同社製品の搭載機会も増えます。また、プライベートジェットなどのビジネス航空機向け需要予測も堅調で、民間機とビジネス機の双方から恩恵を受けやすいポジションにあります。


パーカー・ハネフィン<PH>

航空機の翼を動かす油圧システムや、燃料制御システムなどで高いシェアを持つメーカーです。

同社傘下で航空機向け材料メーカーのパーカーロード社は、ボーイングの部品流通を担うボーイング・ディストリビューション社との供給契約を更新しています。航空機の生産・運航の増加は、整備向け需要の拡大につながります。


イートン・コーポレーション<ETN>

電力管理(パワーマネジメント)に強みを持つ企業です。

航空機向けには、燃料・油圧・電装などの関連製品を提供しています。航空業界で燃費効率の改善や電動化の流れが進むなか、同社の技術が活躍する場面が増えることが期待されます。


IHI<7013>

航空エンジンの国際共同開発に参画し、主要部品を供給する重工メーカーです。

GEエアロスペースなどと共同でエンジン開発を行っており、エンジンの心臓部であるシャフトやタービンブレードなどを供給しています。 航空機の運航数が増えると、補修用部品(スペアパーツ)の販売が伸びるため、利益率の高いアフターサービス事業が業績を押し上げることが期待されます。


東邦チタニウム<5727>

航空機の機体やエンジンに使われる「スポンジチタン」の製造で世界有数のシェアを誇る素材メーカーです。

チタンは軽くて強いため、燃費性能を高めたい航空機には欠かせない素材です。同社の社長は「2026年後半から需要が回復する」との見通しを示しており、同業の大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>とともに注目の銘柄です。


東レ<3402>

鉄よりも強く、アルミよりも軽い「炭素繊維複合材料」の大手メーカーです。

ボーイングの主力大型機「787」には、機体構造の多くに東レの炭素繊維が採用されています。 ボーイングの生産回復は、そのまま炭素繊維の出荷増につながりやすく、今後の需要拡大に期待できます。



記事作成日:2026年1月15日


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