押し目で魅力増す「REIT(不動産投資信託)」6選

💡この記事のポイント

✅ 東証REIT指数が8カ月ぶりの安値圏に

✅ これにより分配金利回りは上昇

✅成長期待は崩れていないとされるREITをご紹介

🔎登場する主な銘柄

日本ビルファンド投資法人ジャパンリアルエステイト投資法人野村不動産マスターファンド投資法人星野リゾート・リート投資法人


目次

日本ビルファンド投資法人 投資証券<8951>

ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券<8952>

日本都市ファンド投資法人 投資証券<8953>

野村不動産マスターファンド投資法人 投資証券<3462>

ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985>

星野リゾート・リート投資法人<3287>

押し目で魅力増す「REIT(不動産投資信託)」6選

2026年3月31日の東京市場では、東証REIT指数が1,848.45まで急落し、2025年7月以来の安値を付けました 。全体相場の反発もあり、翌4月1日には+2.39%上昇し1,892.68まで戻しましたが、1月19日の高値2,078.2からは依然-8.92%低い水準です。

 

投資家がREIT(不動産投資信託)を手放している背景には、主に3つの理由があります。

 

1つは「金利上昇の逆風」。3月30日に新発10年債利回りが2.39%と、約27年ぶりの高水準を記録 。REITは負債比率が高いため、金利が上がると利払い負担の増加が懸念されます 。

 

2つめは「地政学リスク」。イラン紛争の長期化懸念からリスク回避の動きが強まり、株式市場のリスクオフがREITにも波及しました 。

 

3つめは「需給の悪化」。年度末を迎え、含み損を抱えた債券の損失を埋めるために、含み益のあるREITを売却する金融機関の動きがあるようです 。

 

しかし、こうした「嵐」の時期こそ、長期投資家にとっては絶好の仕込み時になるかもしれません。 あるアナリストは「パニック売り」であると指摘し、別のアナリストも「賃料上昇に沿った成長期待は崩れていない」と述べています 。

 

株価(投資口価格)が下がれば、投資額に対する分配金の割合=「分配金利回り」は高まります。「下落しているREITこそ魅力的」という考え方もありそうです。そこで今回は押し目で注目のREITをご紹介します 。

 

日本ビルファンド投資法人 投資証券<8951>

国内最大級のオフィスREITの雄

主な投資対象:大規模オフィスビル

予想分配金利回り:3.62%

三井不動産をメインスポンサーとするオフィス特化型J-REITです。2026年2月16日時点で保有物件は70件、取得価格累計は1兆5,190億円、2026年1月31日時点の稼働率は98.3%となっています。東京都心部を中心に競争力のある大型オフィスをそろえている、国内最大級の王道REITです。

 

ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券<8952>

三菱地所系の安定派オフィスREIT

主な投資対象:東京都心のオフィスビル

予想分配金利回り:4.1%

三菱地所をスポンサーとするオフィスREITです。2026年4月1日時点で保有物件数は78件、取得価格合計は1兆1,843億円、入居率は97.8%です。東京都心の一等地にオフィスを多く抱え、堅実なポートフォリオが魅力です。

 

日本都市ファンド投資法人 投資証券<8953>

私たちの生活に身近な商業施設と住宅

主な投資対象:商業施設・都市型住宅

予想分配金利回り:5.13%

商業施設を中心に、オフィスや住宅なども含めて幅広く投資する総合型REITです。2026年4月1日時点で物件数は155件、取得価格は1兆3,159億円、稼働率は99.3%と高水準です。大型商業施設から都市型物件まで分散が効いている点が特徴です。

 

野村不動産マスターファンド投資法人 投資証券<3462>

オフィスから物流までカバーする「総合型」

主な投資対象:オフィス・商業・住宅・物流

予想分配金利回り:4.54%

オフィス、商業施設、住宅、物流施設まで幅広く組み入れる大型の総合型REITです。2026年3月30日時点の保有物件数は285件、取得価格合計は1兆979億円、2026年2月28日時点の稼働率は98.9%となっています。ひとつの用途に偏らず、幅広い不動産に投資できるのが魅力です。

 

ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985>

観光需要の回復を享受する高利回り銘柄

主な投資対象:ホテル・リゾート施設

予想分配金利回り:6.75%

日本最大級のホテル特化型REITです 。2026年3月13日時点で保有物件数は52件、取得価格合計は6,413億9,100万円です。全国のホテルに分散投資しており、訪日需要や宿泊単価の動向を取り込みやすい構造です。旅行・観光業の盛り上がりを資産形成に取り入れたい方に適しています 。

 

星野リゾート・リート投資法人<3287>

あの「星のや」の大家さんになれる

主な投資対象:星野リゾートが運営する宿泊施設など

予想分配金利回り:5.03%

あの「星野リゾート」ブランドの宿泊施設に投資できる唯一のREITです 。2025年11月4日時点で保有物件数は71件、取得価格の合計は2,339億円です。独自の運営ノウハウにより、不況下でも高い競争力を維持できるのが特徴です 。ブランド価値を重視する投資家からの注目度が高いREITです 。

 

※ご紹介した予想分配金利回りは、2026年4月1日終値時点の情報を元にしています。

 

 

記事作成日:2026年4月1日