決算発表で注目の銀行関連日米株22選

💡この記事のポイント

✅米国では4月中旬、日本では5月上旬に銀行株の決算発表シーズンとなる

✅金利が上昇局面では、銀行は利ざやが広がりやすくなり収益が改善する傾向

✅決算シーズンで注目される日米の銀行関連株をご紹介

🔎登場する銘柄

✅米国株:ゴールドマン・サックス・グループJPモルガン・チェースバンク・オブ・アメリカ

✅日本株:三菱UFJフィナンシャル・グループゆうちょ銀行ふくおかフィナンシャルグループ

 

目次

米国の銀行株

日本の銀行株

決算発表で注目の銀行関連日米株22選

4月中旬から、米国では銀行各社の決算発表が相次いでいます。

 

日米共にここ数年は金利は上昇傾向で、金利が上昇する局面では、銀行は利ざや(貸出金利と預金金利の差)が広がりやすくなるため、本業の収益が大きく改善する傾向があります。

 

一方、日本の銀行各社の多くは5月上旬に決算発表を予定しており、米国の銀行株の動向を受けて、どのような発表になるか投資家は熱い視線を送っています。

 

そこで今回は、決算シーズンで注目される日米の銀行株をご紹介します。

 

 

米国の銀行株

ゴールドマン・サックス・グループ<GS>

企業や政府機関や富裕層向けに、投資銀行、証券、資産運用などさまざまな金融サービスを手がける世界有数の総合金融グループ。

 

現地時間4月13日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を上回ったものの、債券関連部門の減収が嫌気され、当日の株価は前日比-1.87%安となりました。

 

JPモルガン・チェース<JPM>

総資産、収益力、時価総額で世界屈指の規模を誇る総合金融グループ。強固な収益力を持ち 、投資銀行業務から商業銀行業務まで幅広く展開。

 

現地時間4月14日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を上回り、トレーディング収益が四半期で過去最高となるなど好調だったものの、通期純金利収入見通しの引き下げが嫌気され、当日の株価は前日比-0.82%安となりました。

 

シティグループ<C>

世界各地で事業を展開する米銀大手で、個人向け銀行に加え、企業向けの決済・資金管理など「手数料型」ビジネスも収益源になりやすい点が特徴。

 

現地時間4月14日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を上回り、株式・債券トレーディングやサービス部門の伸びを背景に四半期収入が約10年ぶりの高水準となったことが好感され、当日の株価は前日比+2.61%高となりました。

 

ウェルズ・ファーゴ<WFC>

全米に広範な店舗網を持つ米銀大手。投資銀行業務よりも、個人や中小企業向けの預金、住宅ローン、クレジットカードといった商業銀行ビジネスを主力に展開。

 

現地時間4月14日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、営業収益が市場予想を下回り、通期の純金利収入見通しも市場予想に届かなかったことが嫌気され、当日の株価は前日比-5.7%安となりました。

 

バンク・オブ・アメリカ<BAC>

全米最大級の顧客基盤を持つ商業銀行。デジタル化による効率改善を進めており、景気変動に対する耐性を高めている点が特徴。

 

現地時間4月15日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を上回り、株式トレーディング収益の大幅増や純金利収入の伸びが好感され、当日の株価は前日比+1.81%高となりました。

 

モルガン・スタンレー<MS>

投資銀行、証券、不動産、資産運用などの金融サービスを展開する世界有数の金融グループ。富裕層向けの資産管理事業などが好調。

 

現地時間4月15日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を大幅に上回り、ウェルスマネジメントや投資銀行業務の好調が好感され、当日の株価は前日比+4.51%高となりました。

 

PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ<PNC>

米国東部を中心に展開する大手金融グループ。堅実な経営スタイルで知られ、不況時でも底堅い業績を維持してきた実績が特徴。

 

現地時間4月15日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高が市場予想に届かなかったものの一株当たり利益は市場予想を上回り、FirstBank買収の寄与などで純金利収入や貸出残高が伸び、当日の株価は前日比+0.38%高となりました。

 

USバンコープ<USB>

米国の中西部・西海岸を中心に展開する大手地方銀行。効率的な経営で知られ、長年にわたり安定した利益と配当を継続している点が特徴。

 

現地時間4月16日取引開始前に発表した2026年1-3月期決算は、売上高と一株当たり利益が市場予想を上回り、純金利収益と手数料収入の伸びに加えて効率化の進展も確認されたものの買材料視はされず、当日の株価は前日比-1.58%安となりました。

 

キャピタル・ワン・ファイナンシャル<COF>

クレジットカードや自動車ローンを主力とする米国の金融機関。デジタル技術を活用したデータ分析に強みを持ち、効率的な顧客獲得やリスク管理を展開。

 

次回の決算発表は、現地時間4月21日予定。

 

 

日本の銀行株

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

メガバンクの一角で、国内最大級の金融グループ。銀行を中核に、信託、証券、カード・リース、資産運用など幅広い金融サービスを展開。

 

次回の決算発表は、5月15日予定。

 

三井住友フィナンシャルグループ<8316>

メガバンクの一角。法人向け取引に強みを持ちながら、個人向けやカード、証券などグループ全体で総合金融サービスを提供。

 

次回の決算発表は、5月13日予定。

 

みずほフィナンシャルグループ<8411>

メガバンクの一角で、銀行・信託・証券を柱に、法人から個人まで幅広い顧客を持つ金融グループ。傘下にみずほ銀行やみずほ証券を持つ。

 

次回の決算発表は、5月15日予定。

 

りそなホールディングス<8308>

りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループなどを傘下にもつ金融持株会社。信託・銀行・カードなどの総合的な金融サービスを提供。

 

次回の決算発表は、5月12日予定。

 

ゆうちょ銀行<7182>

全国の郵便局ネットワークを背景に、巨大な預金基盤を持つ銀行。一般的な銀行に比べ、融資よりも有価証券などで運用する比率が高い点が特徴。

 

次回の決算発表は、5月15日予定。

 

あおぞら銀行<8304>

特定の地域に限らず、専門性の高い金融サービスなどを展開する中堅銀行。メガバンクや地方銀行とは収益の形が異なりやすい点が特徴。

 

次回の決算発表は、5月14日予定。

 

ソニーフィナンシャルグループ<8729>

ソニー生命・ソニー損保・ソニー銀行などを傘下にもつ金融持株会社。銀行の“利ざや”だけでなく、保険の運用の影響も受けやすい。

 

次回の決算発表は、5月14日予定。

 

SBI新生銀行<8303>

SBIグループの銀行として、個人・法人向けに幅広い金融サービスを展開。グループ連携を生かしたサービスも展開。

 

次回の決算発表は、5月1日予定。

 

楽天銀行<5838>

インターネット銀行として、口座・決済など日常サービスと結びついた金融を展開。預金・貸出に加え、各種手数料収入も取り込みやすいビジネスモデル。

 

次回の決算発表は、5月12日予定。

 

ふくおかフィナンシャルグループ<8354>

九州を地盤とする地域金融グループ。地元企業や個人向けに、融資や資産形成などの金融サービスを提供。

 

次回の決算発表は、5月13日予定。

 

しずおかフィナンシャルグループ<5831>

静岡県を中心に展開する地域金融グループ。地域企業の資金ニーズや、個人の住宅・資産形成などの金融サービスを提供。

 

次回の決算発表は、5月12日予定。

 

横浜フィナンシャルグループ<7186>

首都圏を中心に、個人・法人向けの金融サービスを展開する金融グループ。人口と企業が集まるエリアの強みを生かし、住宅ローンや法人融資などを幅広く提供。

 

次回の決算発表は、5月12日予定。

 

千葉銀行<8331>

千葉県を地盤とする地方銀行。地域企業の資金ニーズに応えつつ、個人向けでは住宅ローンや資産づくりのサービスも展開。

 

次回の決算発表は、5月中予定。

 

記事作成日:2026年4月17日