好決算期待の半導体/AI関連日米株10選

💡この記事のポイント

✅好決算で半導体/AI関連株がマーケットをけん引

✅これから決算発表を迎える半導体/AI関連株をご紹介

🔎登場する主な銘柄

✅日本株:ルネサスエレクトロニクスアドバンテスト東京エレクトロン

✅米国株:クアルコムウエスタン・デジタルエヌビディア

 

目次

ルネサスエレクトロニクス<6723>

アドバンテスト<6857>

ソシオネクスト<6526>

東京エレクトロン<8035>

SCREENホールディングス<7735>

ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>

クアルコム<QCOM>

ウエスタン・デジタル<WDC>

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

エヌビディア<NVDA>

好決算期待の半導体/AI関連日米株10選

2026年4月23日の東京株式市場では、日経平均が史上初めて6万円台に乗せる場面がありました。この大台乗せをけん引したのは、AI(人工知能)や半導体に関連する企業の株式でした。その後、利益確定売りに押される場面もありましたが、国内外で需要の強さを示す決算が発表され、市場の期待が高まっているようです。

 

その期待は生成AIの広がりを背景に、半導体そのものだけでなく、製造装置、設計ソフト、通信、ストレージまで物色の裾野が広がっているようです。決算発表では、足元の業績だけでなく、次の四半期や今期見通し、受注や設備投資のコメントも注目されやすくなっています。

 

これから企業の決算発表が本格化していくなかで、比較的堅調な業績が見込まれる半導体/AI関連株への関心はますます高まりそうです。そこで今回は、好決算への期待から注目を集める「半導体/AI関連」の日米株をご紹介します。

 

 

ルネサスエレクトロニクス<6723>

電子機器の制御を行うマイコンや、アナログ半導体などを手がける大手半導体メーカーです。自動車向けのイメージが強い企業ですが、産業機器やデータセンター周辺でも存在感を高めているようです。

同社は4月24日に2026年1-3月期決算を発表予定です。電力効率や制御の重要性が高まるなかで、AI周辺需要の広がりが注目されそうです。

 

アドバンテスト<6857>

半導体試験装置で世界トップクラスの企業です。半導体が正しく動くかどうかを確認する「テスター」は、最先端のGPU(画像処理半導体)やAI向け半導体でも不可欠とされています。

同社は4月27日に2026年3月期決算を発表予定です。会社側は2026年3月期前期の業績予想を上方修正しており、足元ではAI半導体向けテスト需要の強さが意識されやすい局面と言えそうです。

 

ソシオネクスト<6526>

データセンター、通信、車載向けを中心に、顧客ごとの要望に応じたSoC(システム・オン・チップと呼ばれる特定用途向け半導体)を設計する企業です。工場を持たない「ファブレス」半導体企業として知られています。

同社は4月28日に2026年3月期決算を発表予定です。直近では2026年度以降、設計案件の広がりを見込む考えも示しており、今回の決算では受注や今後の立ち上がりに関する説明が注目点になりそうです。

 

東京エレクトロン<8035>

半導体を製造するための装置を提供する世界的大手企業です。前工程と呼ばれる半導体の製造プロセスで幅広い装置を手がけています。

同社は4月30日に2026年3月期決算を発表予定です。AI向け半導体の増産には最先端の製造装置投資が欠かせないため、装置需要の強さが確認されれば、AI関連相場を支える中心銘柄の一つとして改めて注目されそうです。

 

SCREENホールディングス<7735>

半導体洗浄装置を主力とする製造装置メーカーです。洗浄工程は、歩留まり(不良品を減らして収益性を高めること)を向上させるうえで非常に重要とされています。

同社は5月13日に2026年3月期決算を発表予定です。半導体の高性能化で工程が複雑になるほど、洗浄技術の重要性も増しやすいとみられます。AI向け最先端投資の恩恵がどこまで業績に反映されるかが見どころになりそうです。

 

ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>

半導体や電子機器を設計するための専用ソフト(EDA)を提供する企業です。AI向けの高性能半導体ほど設計の難しさが増すため、こうした設計ソフト企業への需要も高まりやすいとみられます。

同社は現地時間4月27日に2026年1-3月期決算説明会を予定しています。2025年通期は2桁の増収で、受注残高も厚いことが示されており、AI時代の設計を支える銘柄として見直される余地がありそうです。

 

クアルコム<QCOM>

スマートフォン向け通信半導体で知られますが、近年はAI対応パソコン、自動車、産業分野にも事業の幅を広げているようです。

同社は現地時間4月29日に2026年1-3月期決算の発表を予定しています。2025年10-12月期の売上高が123億ドル、一株当たり利益が3.5ドルで、いずれも市場予想を上回り、足元の業績は堅調のようです。AIを活用する端末や自動車関連の広がりをどう示すかが注目されそうです。

 

ウエスタン・デジタル<WDC>

ハードディスク(HDD)市場で世界トップクラスのシェアを誇る、米国のデータストレージ大手です。AIが文章や画像など膨大なデータを生成し学習するなかで、データを保存するためのストレージ需要も急拡大しているようです。

同社は現地時間4月30日に2026年1-3月期決算を発表予定です。AI向けの高容量ドライブの動向などが今後の業績を左右するポイントになりそうです。

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

パソコンの頭脳にあたるCPUや画像処理半導体(GPU)を手がける米国の大手半導体企業です。AIサーバー向けGPUやデータセンター向けCPUの成長期待が大きい銘柄として知られています。

同社は現地時間5月5日に2026年1-3月期決算を発表予定です。会社側は足元の状況についてデータセンターAI事業の急速な拡大を挙げており、AI向け売上の伸びや今後の供給拡大が焦点になりそうです。

 

エヌビディア<NVDA>

生成AIブームの中核を担うGPU大手です。データセンター向け売上の拡大が続いており、AI関連株の象徴的な存在と言えそうです。

同社は現地時間5月20日に2026年2-4月期決算を予定しています。前回発表の四半期決算は売上高が681億ドル、うちデータセンター売上高が623億ドルといずれも過去最高でした。次回決算でも、AI需要の継続性を示せるかが最大の注目点になりそうです。

 

記事作成日:2026年4月23日