💡この記事のポイント
✅ボーナスを受け取ったらつみたて投資を検討しよう
✅2025年のNISAに備えたり、つみたて額を増やす手も
✅バランス型、日本株、AI関連のファンドも紹介
そろそろ冬のボーナスシーズンです。ボーナスを何に使おうかなと楽しみにしている人もいるでしょう。
投資をはじめてみたいと思いながら、まだはじめていない人は、まとまったお金が入るこの時期にチャレンジするのも一案。
今回は、ボーナスで投資をはじめる際のポイントについてご紹介します。
ボーナスでつみたて投資をはじめよう
投資をはじめようと思っていても、キッカケがないとなかなか一歩を踏み出しにくいもの。お金に少し余裕ができるボーナスの時期は、その一歩を踏み出すチャンスです。
しかし、いくつか注意点があります。
まとまったお金があったとしても、まとめてドン!と一括で投資をしてしまうことは避けましょう。金額が上下するものに投資をする場合、価格が高い時期にまとめて買ってしまう“高値づかみ”を避けたいからです。つみたてなどを行い、買う時期を分散させることがおすすめです。
また、何か一つの商品に投資をすると、資産の配分が偏ってしまい、リスクが上がる可能性があります。幅広い商品に分散できるとよいでしょう。
投資信託なら、1,000円などの少額からつみたてられますし、さまざまな金融商品に分散投資できるので、まさに分散投資にピッタリ。
慌てることなく、無理のない金額で少しずつ、投資したいですね。
ボーナスでどうやって投資をはじめる?
では実際に、ボーナスで投資信託をつみたてる場合、資金をどのように使ったらよいのでしょうか。
少額からつみたてをスタートする
“思い立ったが吉日”で、すぐにつみたてを申し込み、スタートしましょう。つみたて投資は購入時期や金額を分散して少しずつ投資をしていく方法なので、タイミングはあまり気にする必要はありません。
金額は後からでも変更可能ですので、まずは1,000円や5,000円、10,000円など、少額からはじめるのも手です。少しでも早くからはじめると、その分長い期間投資できるメリットもあります。
2025年のNISAに備える
今年のNISA(少額投資非課税制度)の枠をすべて使い切った人や、来年からNISAをはじめたいという人は、投資資金として別に取っておくのも一案。気になる投資信託を調べておき、2025年分のNISAで投資をする際の資金に充てるのもいいですね。
つみたて経験者は増額や追加も
すでにつみたての経験がある人は、つみたて投資額を増やしたり、つみたてるファンドを追加したりする手もあります。
例えば、ボーナスから10万円の資金をつみたて投資に充てられる場合、12か月で割って、月8,300円ほどつみたて額を増やすことができます。
また、これまで気になっていた投資信託がある方は、追加ではじめてみるよい機会です。現在の投資先の国や資産の種類などと違うものを選べば、リスクを分散させることにも繋がります。
それでは、ボーナスでの投資を検討している方に向けて、ファンドの例を3つ紹介します。
Oneグローバルバランス
年金積立 Jグロース 愛称:つみたてJグロース
グローバルAIファンド
※詳細な商品性は目論見書をご覧ください
記事作成日:2024年12月2日
ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。