💡この記事のポイント
✅つみたて投資は早くはじめる方が良い
✅初心者はどんなファンドを選べば良いか?
✅バランスファンド、金(ゴールド)、アクティブファンドをご紹介
🔎登場するファンド
✅eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
✅三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
✅インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型) 愛称:世界のベスト<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
2025年がはじまり、今年分のNISA(少額投資非課税制度)もスタートしましたね。
NISAでつみたてをまだしていない人、すでにしている人は、年始からどんな投資信託をつみたてていったらよいのでしょうか。
ぜひ一緒に確認していきましょう。
年始から投信つみたてをはじめるメリット
年始から投資信託のつみたてをはじめることは、実はメリットがたくさんあります。
つみたて投資は、短期で利益を得ることを目的にするのではなく、長期で続けて資産を増やすことを目指すのが一般的です。そのため、つみたてをなるべく早くからはじめることで、より長く投資できることに繋がります。
また、早くからはじめると、その分だけ多くのお金を投資にまわせることもメリットです。
仮に月に5,000円のつみたてをする場合、1月からはじめれば1年間で60,000円分の投資になりますが、「どうしようかな…」と考えているうちに月日がたち、7月ごろからつみたてを始める場合は、30,000円と投資にまわすお金が減ってしまうのです。
つみたて投資をするなら「思い立ったが吉日」で、今月からスタートしたいですね。
どんなファンドを選んだらいい?
投資初心者の方は、値動きがあるものへ投資をすることが、少々怖いと感じるかもしれません。
その場合は、株や債券など、さまざまな商品に投資をする「バランスファンド」を選ぶのも選択肢です。株や債券は値動きが異なるため、ファンド全体では変動幅を抑えることに繋がります。
どうしても成績の良い株式に投資するファンドに目が行きがちですが、その分リスクも高いのでご自身が「どれくらいのリターンを求めて、どれくらいのリスクを負えるのか」を考えてみましょう。
また、これまでつみたてをしてきた人は、ファンドの追加を検討している人もいるでしょう。
すでに日本や海外の株に投資をしていれば、株とは値動きの異なる商品を追加するのも選択肢です。例えば「金(ゴールド)」のファンドをつみたてていくのもよいでしょう。
金は、株などと異なり、実物がある資産であるため、価値がゼロになることはない安心感があります。「有事の金(きん)」とも言われ、世界的な緊急事態が起きた際に買われやすくなるため、分散投資先としても検討したいところです。
「金」への投資をする場合、投資信託のつみたてなら、月1,000円などの少額から気軽にはじめられます。
また、すでに「インデックスファンド」(一定の指数への連動を目指すファンド)をつみたてている場合は、プロのファンドマネージャーが投資対象を厳選して運用する「アクティブファンド」を追加するのもいいでしょう。その際は、ファンドの運用方針を理解し、自分が納得いくものを選びましょう。
それでは、NISAで購入できるファンドの例を紹介します。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型) 愛称:世界のベスト<為替ヘッジなし>(年1回決算型)
記事作成日:2025年1月17日
ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。