💡この記事のポイント
✅NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がある
✅2つの枠の違いは「年間利用可能額」「購入方法」「対象商品」
✅初心者ならまずは「つみたて投資枠」がおすすめ
🔎登場するファンド
✅つみたてバランスファンド
✅コモンズ30ファンド
✅新興国連続増配成長株オープン
✅NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がある
✅2つの枠の違いは「年間利用可能額」「購入方法」「対象商品」
✅初心者ならまずは「つみたて投資枠」がおすすめ
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「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いは?
初心者はどちらを利用したら良い?
どちらの枠の利用が多い?
つみたてバランスファンド
コモンズ30ファンド
新興国連続増配成長株オープン
NISA(少額投資非課税制度)には、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあります。
この2つの違いがよくわからず、「どちらを使ったら良いのか」と悩んでいる人もいるのでは?
そこで、この2つの違いと投資初心者ならどちらを選んだら良いのかを確認していきましょう。
NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いは、つみたて投資用の枠と幅広い投資用の枠ですが、具体的には「年間利用可能額」「購入方法」「対象商品」の主に3つが異なります。
「年間利用可能額」は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。
「購入方法」は、つみたて投資枠は、その名前のとおりつみたてで、成長投資枠は決まりがなく、つみたてでも一括購入でも、併用でもOKです。
「対象商品」は、つみたて投資枠は、長期のつみたて・分散投資に適した一定の投資信託で、金融庁が選別しています。成長投資枠は、株や投資信託など、幅広いラインアップから選べます。
では、投資初心者はどちらの枠を使うのが良いのでしょうか。
投資が初めての場合は、「何を買ったら良いか」「いつ買ったら良いか」について悩んでしまうもの。
つみたて投資枠は、年間上限額が少なめでラインアップが限られ、つみたてが基本であるのに対して、成長投資枠は年間上限額が多めで、ラインアップが多く、購入方法が自由です。
その観点から見ると、投資初心者ならつみたて投資枠から利用するのが良いでしょう。
つみたて投資枠なら、金融庁が商品を厳選しているため選びやすく、つみたてをすることで購入時期に悩まずに済むからです。
まずは少額でつみたて投資枠の中からつみたてをはじめてみて、慣れてきたら、成長投資枠で他の投資信託をつみたててみたり、株の売買をしてみたりと投資の幅を広げていくのも良いのではないでしょうか。
ちなみに、つみたて投資枠にある投資信託は、成長投資枠でも購入できるため、つみたて投資枠でつみたてている投資信託を、さらに成長投資枠で買い増しすることもできます。
では、全体で見ると、つみたて投資枠と成長投資枠ではどちらの利用が多いのでしょうか。
金融庁のデータ(2024年12月末時点)によると、2024年の年間買い付け額は、つみたて投資枠が約5兆円、成長投資枠が約12兆5,000億円で、成長投資枠の方が2倍以上の額になっています。
一人あたりの利用可能額が「つみたて投資枠」が120万円、「成長投資枠」が240万円であることを考えると、全体では成長投資枠の方がより多く利用されたようです。
その理由は、つみたて投資枠では少額から利用するケースが多いのに対して、成長投資枠では、さまざまな商品をさまざまな購入方法で買えるため、投資中上級者が多めの資金で複数の商品に投資をしやすいから、と考えられます。
投資初心者の方は、まずはつみたて投資枠でスタートしてみて、投資経験を重ねて興味が広がってきたら成長投資枠も活用する流れがスムーズかもしれません。
それでは、NISAで購入できるファンドの例を紹介します。
※詳細は目論見書をご確認ください
※記事作成日:2025年3月10日
ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。
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