💡この記事のポイント
✅つみたて投資でボーナスを活用する3つの方法
✅投資先の偏りをチェックしよう
✅ボーナスで新たな投資信託を買い、分散させるのも手
🔎登場するファンド
✅Tracers S&P500 トップ 10 インデックス(米国株式)
✅新興国ハイクオリティ成長株式ファンド 愛称:未来の世界(新興国)
✅ひふみプラス
✅つみたて投資でボーナスを活用する3つの方法
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3つのボーナス活用法
投資先に偏りがないかチェックしよう
ボーナスでどんな投資信託を買えばいい?
購入を検討したいファンド3選
そろそろ夏のボーナスシーズンがやってきますね。つみたて投資をやっているけど、ボーナスで追加投資しようと考えている人もいるでしょう。
ではその際に、どんなことに気をつけたら良いのか、コツを確認していきましょう!
つみたて投資でボーナスを活用する方法は、大きく分けて3つの方法があります。
1つは、これまで毎月つみたて投資している投資信託に、ボーナス月の加算をしてつみたてを増額する方法です。もっとも一般的で、つみたての設定画面にボーナス月加算が設定できる場合も多いと思います。
通常はこれで充分かと思いますが、例えば普段は毎月1万円で年2回のボーナス月は10万円加算、といった場合、ボーナス月の投資信託の価額の影響が大きくなり、どうしても「ボーナス月がたまたま高値だった」という可能性は残ります。
そこでもう一つの方法は、ボーナスから投資に回すお金を12等分して、毎月のつみたて投資に追加する方法です。これなら偏りなく1年間まんべんなくつみたて投資ができます。
仮にボーナスから24万円をつみたて投資に回す場合、毎月2万円増額できることになります。
最後の一つは、通常のつみたて投資はそのまま継続しつつ、ボーナスからつみたて投資に回すお金を一旦プールし、マーケットが下落した時に買い増すという方法です。
例えば、ボーナスからプールした24万円を、年に数回あるような大幅下落時に8万円分購入する。また次の機会に8万円とか、まとめて16万円とか、状況に応じて安いところで買うための資金として活用できるのは、ボーナスならではだと思います。
では、すでにつみたて投資をしている人が、ボーナスで新たに投資信託を買う場合は、何を買ったら良いのでしょうか。例えば、月1万円のつみたてをしていて、ボーナスから月1万円増やせる場合は、合計で2万円のつみたてになります。
しかし、これには注意点があります。人によっては、投資先が一部の国やエリア、商品などに大きく偏っているケースがあるからです。偏りがある場合、増額するとその分リスクが高くなり、大きく増える可能性だけでなく、大きく減る可能性もあります。
その場合、同じ投資信託を増額すると、偏りのある投資が増えて、自分にとってリスクがさらに大きくなってしまいます。そのため、今の投資先がしっかり分散できているか、よく確認してからその投資信託の増額を検討しましょう。
投資先が偏っていたら、ボーナスでは別に新たな投資信託を買い、投資先を分散させるのもおすすめです。例えば、米国株に偏っている場合は日本株や新興国株を追加したり、日本株に偏っている場合は米国株や新興国株を追加したり、といった具合です。
また、今は他の国に投資をしているけれど、これから米国株が伸びていきそうだと思っていれば、米国株に集中投資する、という考え方もできます。
気になる国やテーマに投資をする場合、個別株を買おうとすると、通常は数万円、数十万円単位の大きなお金が必要になりますし、外国株を買う場合は、個人では買いにくい場合もあります。
しかし投資信託なら、1,000円や3,000円などの少額でも、1つの商品でさまざまな国やエリアの複数の株に、手軽に分散投資できるのがメリットです。そのメリットを生かして、気になる国やテーマなどにあわせて投資信託を選び、投資をしてみても良いでしょう。
また、ボーナスをプールした資金で値下がりしたときに安く買おうという場合は、普段のつみたてより集中した投資対象に連動する投資信託を選ぶのも一つです。例えば、普段はS&P500に連動する投資信託をつみたてている場合、下落時にはS&P500トップ10指数に連動する投資信託を買う、といった具合です。
今つみたてている商品・金額はそのままつみたてを続けていき、ボーナスで新たな投資信託を購入すれば、投資先の分散もでき、よりよい資産形成を目指せるでしょう。
それでは、ボーナスで新たに買う投資信託の候補としてファンドの例を紹介します。
✔️S&P500の時価総額上位10社で構成されるS&P500トップ10指数に連動する投資成果を目指す
✔️S&P500トップ10指数は、時価総額が大きい株ほど構成比率が高い
✔️S&P500トップ10指数は、原則、年1回構成銘柄を見直し、年4回構成比率を調整
✔️米国の大型株10社にまとめて投資できるファンド
✔️NISA:成長投資枠
✔️新興国の株式や新興国で主に事業活動を行う企業の株式に投資
✔️「良いものを安く買う」がコンセプト
✔️組入銘柄数は、約25~50銘柄に厳選
✔️投資先は、中国35.2%、インド27.1%、韓国11.4%、米国9%、ブラジル7.8%
✔️NISA:成長投資枠
✔️「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本株に投資
✔️成長企業を発掘し、割安な銘柄に長期投資
✔️状況に応じて株式と現金の組入比率を変化させ、柔軟な運用を行う
✔️「R&Iファンド大賞2025」投資信託10年/国内株式コア部門で優秀ファンド賞受賞
✔️NISA:成長投資枠
記事作成日:2025年6月11日
ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。
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