新型iPhone 16で注目のアップル関連の日本株3銘柄/TDK、村田製作所、ソニーグループ

新型iPhone 16で注目のアップル関連の日本株3銘柄/TDK、村田製作所、ソニーグループ

目次

AI搭載で注目が集まる新型iPhone 16の全貌がついに明らかに!

TDK<6762>

村田製作所<6981>

ソニーグループ<6758>

AI搭載で注目が集まる新型iPhone 16の全貌がついに明らかに!

2024年9月10日午前2時(日本時間)、アップル<AAPL>が新型iPhone 16の発売を前に特別イベントを開催します。毎年の恒例イベントですが、どんな機能が新たに搭載されて、どの程度の大きさになるのだろうと発表を心待ちにしている人も多いかもしれません。

今回の目玉機能は、やはりアップル社が提供する独自AI(人工知能)機能である「Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)」になるでしょう。「Apple Intelligence」の一部機能ではChatGPTの利用が可能になる(日本語版は2025年以降)ことも注目を集めそうです。

そこで今回は、新型iPhone 16で注目を集めるアップル関連の日本株3銘柄をご紹介します。

 

TDK<6762>

企業紹介

電子部品の大手企業。HDD向け磁気ヘッドや積層セラミックコンデンサー、小型リチウムイオン電池等を展開。

 

注目ポイント

動画視聴や音楽のストリーミング再生、スマホゲーム等を楽しむ際に欠かせないのがバッテリーですが、同社の子会社である香港のアンプレックステクノロジーは、スマホ向けのリチウムイオン電池で世界で高いシェアを誇っています。iPhone 16が好調な売れ行きとなれば、部品需要の拡大も予想されそうです。

2025年3月期の業績が好調ということもあり、今期の配当金は120円を予定。予想配当利回りは1.31%です(24/09/08現在)。なお、9月30日を基準日とし、1株を5株に分割する株式分割が予定されています。
 

株価動向

株価は今年1月9日安値6,386円から7月11日に11,205円まで上昇して高値を更新しましたが、8月5日に日本の株式市場が暴落したため、7,831円まで下落しました。

その後は反転上昇に転じて1万円を回復するも、高くなれば利益確定売りにおされる状況となっています。


 

村田製作所<6981>

企業紹介

電子部品大手で積層セラミックコンデンサー(MLCC)で世界トップクラス。材料から一貫生産の技術力に強み。

 

注目ポイント

主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)は電極を多数積層することで、小型でも大きな容量を実現することができます。スマートフォンでできることが増えるほど、MLCCの搭載数も増加します。「Apple Intelligence」が搭載されることで電子部品が増加する可能性や、そもそも注目が集まって販売が好調となれば、部品需要の拡大も期待できそうです。

今期の配当金は54円を予定。予想配当利回りは1.91%です(24/09/08現在)。

 

株価動向

株価は今年に入ってから業績への懸念から、4月頃まで2,000円後半台でもみ合う動きが続いていました。しかし、配当金の増額や株式市場の地合いが好調だったことから上昇し始め、7月17日には3,816円まで上昇しました。

その後、8月5日に2,544.5円まで下落。以降はPhone 16への期待から上昇に転じましたが、3,000円を挟んでもみ合う動きとなっています。


 

ソニーグループ<6758>

企業紹介

AV機器の大手で、イメージセンサー、ゲーム、音楽、映画、金融等を展開。

 

注目ポイント

ひと昔前はデジタルカメラで撮影するのが一般的でしたが、性能の向上によって、スマホのカメラで撮影することが一般的になりました。同社のイメージセンサーは世界シェアが高く、iPhoneへの主要供給元ではありますが、近い将来サムスン電子がiPhone向けカメラセンサー市場に参入する計画があることが噂されています。

株主優待は3月末を基準に100株以上を保有している株主に、ソニーの公式通販やソニーストアで対象商品を割引で購入できる電子クーポン(AV商品15%オフ、VAIO本体5%オフ)を発行しています。また、今期の配当金は100円、予想配当利回りは0.76%です(24/09/08現在)。なお、9月30日を基準日とし、1株を5株に分割する株式分割が予定されています。

 

株価動向

株価は今年に入ってから、13,000円を挟んで行ったり来たりする動きが続いています。7月11日には15,485円まで上昇しましたが、8月5日に11,050円まで値下がりしました。

その後9月3日高値14,300円まで戻りましたが、その後は円高ドル安の進行もあり下落傾向です。

 

記事作成日:2024年9月9日

ファイナンシャルプランナー
横山利香

短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。

公開日:2024.9.9

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