「貯めるのがイヤになった」さて、どうすればいい?

「貯めるのがイヤになった」さて、どうすればいい?

目次

やってはいけないことは「貯蓄をあきらめてしまう」

アイデア①予算を決めて、散財してみる

アイデア②寄付をしてみる

アイデア③停滞感を覚えたら、“投資”も試してみる

「貯めるのがイヤ」と投げ出す前に、ときどき息抜きを

「貯めるのがイヤになった」さて、どうすればいい?

 
物価高が続くなか、貯蓄は今まで以上に大変ですよね。

なんだか「貯めるのがイヤになった」と感じている人もいるのでは?

そんなときに、やってはいけないことと、その状態から脱するための3つのアイデアを紹介します!

 

やってはいけないことは「貯蓄をあきらめてしまう」

貯めるのがイヤになったときに、まずやってはいけないのが、「貯蓄をあきらめてしまうこと」。

「自分に貯蓄は向いていない」「お金を貯めなくてもいいや」と投げ出してしまっては、これまでの努力が水の泡になってしまいます。

今は、“貯蓄をいったんお休みする時期”と、とらえましょう。

では具体的にどうすればいいのか、3つのアイデアをお伝えします!

 

アイデア①予算を決めて、散財してみる

貯蓄がイヤになるのは、買いたいものをずっとガマンしてきたからでは?

ここまで、貯蓄をがんばってきた証拠!それなら、あえて散財してみるのが特効薬になるかもしれません。

ただし、散財して歯止めがきかなくなったら大変なので、”予算”を決めましょう。

 

例えば、3,000円や5,000円などと散財予算を決めて、PayPayなどのQRコード決済アプリにその金額を入れて出かけるのです。予算分の現金を財布に入れてもいいですね。

 

「散財」ですから、ムダな買い物だってOK!100円均一ショップでたくさん買ってもOK。「思いきりお金を使うこと」で気持ちをすっきりさせましょう。

そうすれば、また「貯蓄をがんばろう」という気分になれるはずです。

 

アイデア②寄付をしてみる

貯蓄に行き詰まりを感じたら、自分のためだけではなく、誰かのためにお金を使ってみることもおすすめ。

そこで、「寄付」をしてみるのはいかがでしょう。

 

寄付先選びに悩んだら、「ふるさと納税」を活用するのも手です。

地震や台風、水害など、自然災害の被害を受けた地域で、返礼品なしの寄付金を募集しているケースがあります。

 

ふるさと納税ポータルサイトでは、災害時は自治体から徴収する手数料を無料にしている場合が多く、寄付をしたお金が、より多く自治体に届きます。

寄付をすると「お金は誰かの助けになるんだな」と心が温かくなるもの。貯蓄に可能性を感じて、前向きな気持ちになれるはずです。 

 

アイデア③停滞感を覚えたら、“投資”も試してみる

預貯金だけではなかなか資産は増えにくいですよね。

お金を増やすことに停滞感を覚えていたら、リスクをとって投資に一歩踏み出してみるのも一案です。

 

とはいえ初めての投資では、いきなり大きなお金で投資するのではなく少額から初めてみると良いでしょう。例えば月1,000円や2,000円くらいから、つみたて投資をしていくがおすすめ。NISAで投資をすれば、利益が出ても約20%税金がかからないのがメリットです。

 

ただし、投資をする際には、相場が下がって、一時的に資産が減る可能性があることに要注意。つみたてを始めたら、短期間で増やそうと思わずに、5年、10年と長く続けていくことが賢明です。

 

「貯めるのがイヤ」と投げ出す前に、ときどき息抜きを

貯蓄をがんばり続けると、疲れてしまうもの。

ときどき息抜きをして、使い方をちょっと変えたりしながら、お金と上手につきあいですね!

 

記事作成日:2024年3月13日

 

ファイナンシャルプランナー
西山美紀
出版社勤務後、2005年に独立し、FP資格を取得。生き方、マネーなどをテーマに、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらすお金の使い方・貯め方・増やし方を女性誌やWEBで発信。監修・講演等も。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)等。

 

公開日:2024.4.3

#家計

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