投資信託(ファンド)とは、個人が少額から手軽に資産運用に活用できる金融商品です。
PayPay証券では100円から購入でき、PayPayポイントでも購入できます。
資産運用は難しい?
金融商品にはさまざまな種類があり、地域も国内外さまざま、株式にしても有名なものだけでも何百何千とあり選ぶだけでも大変。その中身の良し悪しを分析するのは時間がかかりますし、専門的な知識も欲しいところ。さらに売買タイミングを判断するのはプロでも迷うものです。
初心者の方が、これらすべてを自分でやろうとすると、なかなか大変ですね。
投資信託ならカンタン!
しかし、投資信託なら1つのファンドを買うことで、そんな金融商品や銘柄の選別や分析、売買の判断をプロに任せてカンタンに資産運用することができます。
なので、初心者でも資産運用に詳しくなくても活用できる金融商品として、多くの方が利用しています。
投資信託の仕組み
投資信託の仕組みは、個人一人一人の購入額は100円や1万円と少額でも、それが集まることでまとまった資金となり、投信会社がその大きな資金をまとめて運用してくれます。
そして、その運用成果が個人の投資額に応じて還元されます。運用が上手くいかなかった場合は損失となります。
投資信託の種類
投資信託にはさまざまな種類があります。どんな金融商品に投資するのか?投資する地域は?インデックスかアクティブか?テーマは?
それらに応じてファンドが購入する銘柄も変わってきます。また、投資信託なら多くの金融商品や地域や銘柄に分散投資できます。
上記は日本株のインデックスファンドの例です。日経平均などの株価指数に連動するインデックスファンドの場合は、実際には225銘柄など多数の銘柄に投資しています。
この例でいくと、全世界のさまざまな金融商品に分散投資するバランスファンドの場合は、金融商品も地域も銘柄もほとんどすべて黄色で塗りつぶされていることになります。
投資信託で得られる利益
投資信託で得られる利益は、2つあります。
1つは、そのファンドの運用成果による値上がり益です。買ったときの基準価額よりも高くなったときに売ればその差額が利益になります。逆に下がったときに売れば損失になります。
2つ目は投資信託の資産の中から投資家に支払われる分配金です。これは各ファンドごとに分配方針があり分配金を出すものもあれば出さないものもあります。また、運用成果によっては分配金が出ない場合もあります。
長期的な資産運用/資産形成を考えている場合は、分配金を出さずファンドの利益をさらに運用に回してもらうファンドの方が向いています。逆に、定期的に分配金を受け取り消費していくスタイルを希望する人には、分配金を出すファンドの方が向いています。ご自身の資産運用の方針に合った分配方針のファンドを選ぶようにしましょう。
投資信託のメリット
投資信託のメリットは主に4つ!
①分散投資できる
さまざまな金融商品や銘柄を購入して分散投資するにはお金も時間も知識も必要ですが、投資信託なら1つのファンドを買うだけでカンタンに分散投資できます。
②プロに運用してもらえる
資産運用の専門家である投信会社が各ファンドごとの運用方針に合わせて運用してくれてます。プロのファンドマネージャーの腕に期待したり、日経平均などの株価指数に連動するインデックスファンドなどが選べます。
③100円から買える
PayPay証券なら100円から投資信託が買えます。また、PayPayポイントでの購入も可能です。少額から資産運用を始められるので、少しずつつみたて投資を行うのにも最適です。
④目的に合わせて選べる
安全に運用したい、積極的にリターンを狙いたい、ある地域に投資したい、といったそれぞれの目的や方針に合わせてさまざまなファンドの中から選べます。さらにファンドを組み合わせて自分に合った資産運用を行うこともできます。
逆にデメリットというか注意点は、
・元本保証ではないので損をする場合がある
・プロに運用を任せているので保有コストがかかる
・株式のようにリアルタイムに取引できない。基準価額は平日1日ごとに1度決まる。
などです。
投資信託を購入する際は、必ず目論見書や運用報告書、月次レポートなどを見ましょう。