💡この記事のポイント
✅ウクライナ戦争は紆余曲折あるも終結の兆し
✅ウクライナの復興やロシアとの関係改善に注目
🔎登場する銘柄
✅復興:キャタピラー、ディア、フリーポート・マクモラン
✅関係改善:デルタ・エアラインズ、マスターカード、エクソン・モービル
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✅ウクライナ戦争は紆余曲折あるも終結の兆し
✅ウクライナの復興やロシアとの関係改善に注目
✅復興:キャタピラー、ディア、フリーポート・マクモラン
✅関係改善:デルタ・エアラインズ、マスターカード、エクソン・モービル
ウクライナの復興やロシアとの関係改善に注目
キャタピラー<CAT>
ディア<DE>
フリーポート・マクモラン<FCX>
デルタ・エアラインズ<DAL>
マスターカード<MA>
エクソン・モービル<XOM>
2022年2月24日にロシアの侵攻によってはじまったウクライナ戦争に、ようやく終結への兆しが見えはじめています。米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談では決裂のニュースが出ていますが、今後は欧米を含めて、停戦に向けたさまざまな動きが出てくることが期待されています。
そこで、今回はウクライナ戦争の終結がメリットになると考えられる銘柄を取り上げました。考えられるのは、一つは戦後のウクライナの復興に関連した銘柄、そして、戦争の終結によりロシアとの関係が改善され、規制緩和の恩恵を受ける可能性がある銘柄です。
建設・鉱山機械などの各種機械、ディーゼルエンジン、産業用ガスタービン等のエンジンおよび発電装置などの開発、製造、販売を手がける建設機械の大手です。
戦後のウクライナ復興には、大量の建設機械が必要となるでしょう。こうした復興時に強みを発揮する企業です。
2024年12月期前期決算は、売上高が前々期比3.4%減の648億ドル、営業利益は0.8%増の131億ドルでした。
2024年の1年間を通して、株価は緩やかな上昇を演じています。今年に入り、1月23日には409.59ドルまで買われました。その後は、調整局面に入り、3月上旬現在では330ドル前後で推移しています。
農業、林業、建設業向けの車両・機械を製造、販売する世界最大の農業用機械メーカーです。
ウクライナは小麦などの穀物の生産量が世界有数の穀物大国でしたが、戦争により多くの農地が被害を受け、穀物生産が停止しています。ウクライナの復興には、農業の回復が欠かせないことから、大量の農業機械が必要となることでしょう。
ただ、2024年11月-2025年1月期決算では、売上高および純利益がともに大幅減となり、最終減益となりました。
株価は1月10日安値403.01ドル以降、右肩上がりで上昇し、2月19日高値515.05ドルまで上昇しました。その後は調整が続き足元は460ドル前後で推移しています。
銅、金(ゴールド)、モリブデンなどの鉱産資源の開発・生産を手がけており、世界有数の銅の生産会社です。
ウクライナは戦争で、電力インフラに甚大な被害を受けました。特に電力網の復旧には電線の主材料となる銅が不可欠です。戦後の復興期には電力需要が高まることから、同社が強みを発揮することになるでしょう。
2024年12月期前期決算は、売上高が前々期比11.4%増の255億ドル、営業利益は10.3%増の68億6,400万ドルと増収増益となりました。
株価は2024年5月高値55.24ドル以降下落傾向で、下値模索の状態です。今年3月4日には一時34.26ドルまで下落し、昨年来安値を更新しました。
旅客・貨物の航空輸送サービスなどを手がける大手航空会社です。
ウクライナ戦争によりロシアが領空を閉鎖したことで、欧米とアジア間の飛行路は大きく迂回することになり、飛行時間とともに消費燃料も増加しました。ウクライナ戦争が終結し、ロシアの領空閉鎖が解除されれば、国際線比率の高い同社にとっては、大きな恩恵となるでしょう。
2024年12月期前期決算は、売上高が前期比6.2%増、営業利益は8.6%増と増収増益でした。
株価は2024年8月安値37.29ドルから急角度での上昇となり、今年1月22日上場来高値69.98ドルまで上昇。その後は反落し3月4日安値53.83ドルまで下落しました。
クレジットカードなど決済カードの運営、各種支払いサービスを手がけています。
同社はロシアによるウクライナ侵攻後、ロシアでの事業を停止しました。ウクライナ戦争が終結し、ロシアでの事業が再開されれば、業績に貢献すると予想されます。
2024年12月期前期決算は、売上高が前々期比12.2%増の282億ドル、営業利益は11.2%増の156億ドルと増収増益となりました。
株価は2022年10月安値276.87ドルから上昇基調で、今年3月3日上場来高値582.23ドルへ上昇。その後は調整となり、3月5日安値551.32ドルまで下落しました。
石油・天然ガスの探鉱開発、石油製品の生産や移送など、エネルギー関連事業を手がける石油メジャーの一つです。
ウクライナ戦争によって、石油やガスなどのエネルギー価格が上昇したことで同社の業績は大きく伸びました。このため、ウクライナ戦争の終結により、エネルギー価格が低下・安定すると、同社にとってはマイナス要因となる可能性もあります。
ただ、同社はウクライナ戦争により、サハリン油田などロシアでのプロジェクトから撤退しており、戦争の終結によって再びプロジェクトに参入すれば、中期的には同社の業績に大きく貢献することになりそうです。
株価は2023年以降、およそ100~120ドル程度で推移しています。年初からおおむね110ドルを挟んだ横ばいでしたが、3月5日安値103.67ドルまで下落し安値を切り下げています。
記事作成日:2025年3月6日