💡この記事のポイント
✅「三角保ち合い」は株価が動く前兆
✅3つのパターンと売買シグナル
✅ワークマンとニトリで検証
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✅「三角保ち合い」は株価が動く前兆
✅3つのパターンと売買シグナル
✅ワークマンとニトリで検証
三角保ち合いとは
三角保ち合いの3つのパターン
ワークマンとニトリのチャートで検証
三角保ち合いで売買タイミングを見つけよう
株価が一定の範囲内で動いている状況を「保ち合い」と呼びます。そして、時間の経過とともに株価の変動幅が狭まり、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)で三角形を形成する状態がテクニカル分析における「三角保ち合い(トライアングル)」です。
三角保ち合いでは、株価が保ち合いを続けることでエネルギーを徐々に蓄積していき、将来的に上下どちらかへ大きく動く前兆とされています。そして、三角形の形状が大きいほど、三角形を突き抜けたときの株価変動パワーが大きいと考えられています。
上値抵抗線や下値支持線といったトレンドラインの引き方については、「実践テクニカル教室・第2回 トレンドラインを売買の参考にしよう~ソフトバンクG、トヨタ、三菱UFJ」を参照してください。
三角保ち合いには、以下の3つのパターンが存在します。

下値支持線が切り上がり、上値抵抗線が横ばいとなっている三角保ち合いです。この形からの上抜けは強気の買いシグナルと見られています。

上値抵抗線が切り下がり、下値支持線が横ばいとなっている三角保ち合いです。この形からの下抜けは弱気の売りシグナルと見られています。

上値抵抗線が切り下がり、下値支持線が切り上がり、均衡している三角保ち合いです。この形からは強弱の判断はできませんが、ブレイクした方向に大きく動くと見られています。
なお、チャートは日足や週足、月足によってそれぞれ形状は異なりますので、短期の値動きを予想する場合には日足チャートを、中長期の予想をする場合には、週足や月足チャートで検証するようにしましょう。
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出所:TradingView
上の画像は、ワークマンの週足チャートです。上値抵抗線と下値支持線の間隔が徐々に狭まっていき、株価が三角形を上抜けてきました。ここが上昇のシグナル(買いサイン)となります。その後、株価は約3カ月間に渡り、上値を追う展開になりました。
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出所:TradingView
上の画像は、ニトリホールディングスの週足チャートです。こちらも上値抵抗線と下値支持線の間隔が徐々に狭まっていき、株価が三角形を下抜けてきました。ここが下落のシグナル(売りシグナル)となります。その後、株価は長期間に渡って下値模索状態となっています。
「三角保ち合い」は、一般的に次の大きな動きに向けた前兆と言われます。三角形を突き抜けても、必ずしもその方向に大きく動くとは限りませんが、一つの売買タイミングとして押さえておきましょう。
今回の解説を参考に、保有銘柄や気になる銘柄のチャートに線を引いてみて、そこに三角形が隠れていれば、大きなチャンスが近づいているサインかもしれません。
記事作成日:2025年11月19日