実践テクニカル教室・第8回 ローソク足の基本20パターン~日経平均

💡この記事のポイント

✅ローソク足は株価の値動きを表したもの

✅ローソク足の形状が相場の強弱や勢いを見るのに役立つ

✅上昇から下落までローソク足の基本20パターンをご紹介


目次

ローソク足の形状で相場の強弱を見る!

ローソク足のパターン一覧

日経平均で検証

チャートの見方がつかみやすくなる

実践テクニカル教室・第8回 ローソク足の基本20パターン~日経平均

ローソク足の形状で相場の強弱を見る!

ローソク足は、ある一定期間(日足、週足、月足など)の株価の値動き(始値、終値、高値、安値)を1本のローソクの形で示したもので、その形状によって相場の強弱や勢いを見るのに役立ちます。ローソク足の基本については、以下の記事もご参照ください。

チャート分析のキホン!ローソク足で何がわかる?


ローソク足のパターン一覧

ここではローソク足の基本20パターンをご紹介しますが、基本的に①に近づくほど上昇パワーが強く、⑳に近づくほど下落パワーが強いとされています。あくまで一般的なローソク足の見方ですが、値動きを考えてみるとなるほどと思う面があるのではないでしょうか。


買い優勢を示すローソク足

ローソク足

株価の動き

①陽線坊主

始値から終値にかけて大きな上昇が続き、最終的に高値で終わった陽線

②陽の大引け坊主

一時的に始値を下回るも終値にかけて上昇し、最終的に高値で終わった陽線

③大陽線

一時的に始値を下回るも終値にかけて上昇し、最終的に高値近辺で終わった陽線

④下影陽線

一時的に始値を下回るも、最終的に高値近辺で終わった陽線

⑤陽の寄り付き坊主

始値を一度も下回らず、最終的に高値近辺で終わった陽線

⑥下影陰線

一時的に始値を下回るも、下げ幅を減らして終わった陰線(安値圏で出ると上昇のサイン)

⑦小陽線

始値から上下し、小動きで終わった陽線


迷いを示すローソク足

ローソク足

株価の動き

⑧陽の極線(コマ)

始値と終値の差が小さく、上下にヒゲがある陽線

⑨陰の極線(コマ)

始値と終値の差が小さく、上下にヒゲがある陰線

⑩トンボ

一時的に始値を大きく下回るも、下げ幅を減らして始値近辺で終わったパターン

⑪トウバ

一時的に始値を大きく上回るも、上げ幅を減らして始値近辺で終わったパターン

⑫十字線

始値から上下し、始値と終値が同等で終わったパターン

⑬一本線

始値から動かず、始値と終値が同等で終わったパターン


売り優勢を示すローソク足

ローソク足

株価の動き

⑭小陰線

始値から上下し、小動きで終わった陰線

⑮上影陽線

一時的に始値を上回るも、上げ幅を減らして終わった陽線(高値圏で出ると下落のサイン)

⑯陰の寄り付き坊主

始値を一度も上回らず、最終的に安値近辺で終わった陰線

⑰上影陰線

一時的に始値を上回るも、最終的に安値近辺で終わった陰線

⑱大陰線

一時的に始値を上回るも終値にかけて下落し、最終的に安値近辺で終わった陰線

⑲陰の大引け坊主

一時的に始値を上回るも終値にかけて下落し、最終的に安値で終わった陰線

⑳陰線坊主

始値から終値にかけて大きな下落が続き、最終的に安値で終わった陰線


日経平均で検証

出所:TradingView


上の図は、日経平均の週足チャートです。基本的には大陰線や大陽線に注目すると相場の方向感がつかみやすいと思います。ただ、サインとは逆に動く「ダマシ」が発生することもありますので、過信は禁物です。上昇や下落のサインが連続するような場面では、強いトレンドが発生していると考えることができそうです。


チャートの見方がつかみやすくなる

ローソク足は、一定期間の「始値、終値、高値、安値」を1本で表し、形から相場の強弱や勢いを見るのに役立ちます。今回ご紹介した、買い優勢や売り優勢が強い形、迷いの形を理解しておくと、チャートの見方もつかみやすくなると思います。

繰り返しますが、チャートやテクニカル分析は絶対ではなく「ダマシ」もあるため、ローソク足だけで決めつけず、相場状況や他の情報とあわせて判断しましょう。



記事作成日:2026年2月27日