💡今週のポイント
✅強い米国雇用統計を受け、利下げ期待が後退。米株市場は下落基調に
✅消費者物価指数(CPI)の結果次第では、さらなる下落も
✅日本株は、下げ止まりが確認できれば、押し目買いのチャンスも
米国株
◎先週発表された米国雇用統計は予想以上に強く、米国の利下げ期待が後退
◎さらにバイデン政権のAI(人工知能)半導体の輸出規制拡大案が嫌気され、ナスダック指数は連日の下落
◎今週は、消費者物価指数(CPI)に注目。ここも強い数字なら一段の下げも
◎20日のトランプ次期大統領就任式に向け、期待と不安が入り混じった相場展開か
日本株
◎連休明けの日本株市場は、米国株安や円高ドル安を背景に大幅安でスタート
◎エヌビディア<NVDA>が大きく下げていることから日本の半導体関連株もツレ安
◎年初の高値から大幅安している銘柄も多く、下げ止まりが確認できれば押し目買いのチャンスも
◎今週の日本株市場は、米国株市場の値動きに敏感に反応する展開となりそう
【キーワード解説】押し目買い
・株価が下がることを「押す」または「下押す」と表現する
・押し目買いとは、株価が上昇している局面で一時的な下落があった場合に反発を狙って買いを入れる手法
・相場が上昇トレンドを維持している場合の押し目買いは、利益に繋がるだろうと期待しての買い
注目イベント(日本時間)
1月14日(火)
・米国:生産者物価指数(PPI)
・日本:景気ウォッチャー調査
・日本:決算発表(SHIFT、東宝、出前館、霞ヶ関キャピタル)
1月15日(水)
・米国:消費者物価指数(CPI)
・米国:決算発表(ブラックロック、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ)
1月16日(木)
・米国:決算発表(ユナイテッドヘルス・グループ、バンク・オブ・アメリカ、USバンコープ、モルガン・スタンレー)
・日本:国内企業物価