【株価が動いた理由】タペストリー

【株価が動いた理由】タペストリー

タペストリー<TPR>

  

◎2024/10/25(金)終値50.49ドル+6.02ドル

◎米連邦地裁が高級ブランド「コーチ(COACH)」を展開するタペストリーによる同業カプリ・ホールディングスの買収計画を差し止める判決を下したと報じられ、前日比+13.53%の急騰となりました

◎この買収には85億ドルが投じられる予定であり、多額の投資に伴うタペストリーの財務悪化懸念が強まっていましたが、買収計画がとん挫する可能性が高まったことで懸念払しょくとなったようです

◎また、カプリが展開する「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」に関するビジネスが近年不調であり、買収後の同ブランドの先行き不透明感を警戒する向きもありましたが、その懸念も払しょくされた形となりました

◎なお、カプリ株は前日比-48.89%の急落となりました

◎買収停止を求めて提訴した米連邦取引委員会(FTC)は、両社が合併すると米国市場において過度な影響力を持ち、ハンドバッグの価格上昇に繋がる可能性があると主張していましたが、判事は買収計画が反競争的だとしてFTCの訴えを認めました

◎同社は判決後に「遺憾であり、法律上でも事実認識上でも誤りであると確信している」とのコメントを発表しました

◎また、カプリは判決を不服として、タペストリーと共に連邦高裁に控訴する意向を示しました

◎株価は2月23日高値48.8ドルから8月5日安値35.23ドルへ下落、この日は一時51.59ドルまで上昇し年初来高値を更新しました

 

 

 

【関連記事】
PayPayで「おまかせ運用」をはじめよう!
PayPayアプリの「ポイント運用」「おまかせ運用」「資産運用/NISA」この3つの違いは?
長期資産形成のための「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」のご紹介
好調が続くインド株!ファンド5選

公開日:2024.10.28

マーケット情報

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。