【株価が動いた理由】テスラ

【株価が動いた理由】テスラ

テスラ<TSLA>

 

◎2024/11/11(月)終値350ドル+28.78ドル

◎米証券のアナリストが目標株価を300ドルから400ドルに引き上げたことで、前日比+8.95%の大幅高となり5連騰しました

◎アナリストは、過去数年間に自動運転車を巡って遭遇してきた連邦規制の網がトランプ新政権下で大幅に解消されるとし、テスラの自動運転やAI(人工知能)に大変革をもたらすだろうと述べました

◎イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がトランプ政権の閣僚に入ると見られており、自動運転車の開発が進めやすくなると見られているようです

◎また、報道によると株価の下落で利益を得ようとする「空売り」が急増し、取引可能なテスラ株の約3%(約7,900万株)が空売りされているようです

◎これらの空売りが株価急騰により「損切り(ロスカット)」せざるを得なくなり買い戻したことも株価上昇の背景にあるようです。

◎報道ではテスラの空売りによる損失は70億ドル(約1兆770億円)を超えているとのことです

◎一方で、売り買いの権利の売買である「オプション取引」において、15日に満期を迎えるテスラ株を400ドルで買う権利の取引に売買が集中しており、あるアナリストは短期的に株価が乱高下する可能性を示唆しました

◎テスラの株価は米大統領選前日5日の終値246.21ドルから約42%上昇しており、特にオプション取引の満期を迎える今週末に向けて大きく変動する可能性もあるようです

◎株価は10月23日安値212.11ドルから、この日は一時358.64ドルまで上昇し、2週間強で約69%上昇しました

 

 

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公開日:2024.11.12

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