【株価が動いた理由】インテル -0.49%~CEO退任で一時上昇も後任探しは難航

【株価が動いた理由】インテル -0.49%~CEO退任で一時上昇も後任探しは難航

インテル<INTC>

 

◎2024/12/2(月)終値23.93ドル-0.12ドル

◎ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)の退任が発表され、業績回復の期待から一時上昇しましたが勢いは続かず、前日比-0.49%の下落となりました

◎ゲルシンガーCEOの12月1日付けでの退任が朝方に発表されたことが注目され、業績回復への期待で株価は午前に前日比+5.9%の上昇となりました

◎しかし、最高財務責任者(CFO)と子会社のCEOが共同の暫定CEOに就任し、ゲルシンガー氏の後任探しはこれからとされたことで不透明感が嫌気され、昼過ぎから伸び悩み、小幅安でこの日の取引を終えました

◎インテルはAI(人工知能)向け半導体でエヌビディア<NVDA>などとの競争に出遅れるなど事業全般で苦戦しており、業績や株価は低迷しています

◎ゲルシンガー氏は2021年にCEOに任命されていましたが、業績回復の兆しは見られず、近年は資金繰りに窮しているとも伝えられていました

◎報道によると、先週の取締役会でゲルシンガー氏は再建計画を示していましたが、他の取締役らから支持を得られず、改革の進ちょくも十分ではないと判断され、事実上の解任に至ったとのことです

◎あるアナリストは、ゲルシンガー氏の退任によりファンドリー事業からの撤退の可能性が高まったことはポジティブ材料と指摘しました

◎一方で、適切な後任の選定は困難だとの見方を示しました

◎株価は7月17日高値37.16ドルから9月10日安値18.51ドルへ下落。その後は11月8日高値26.43ドルまで上昇も戻り一服の様相

 

 

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公開日:2024.12.3

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