【株価が動いた理由】トヨタ自動車

【株価が動いた理由】トヨタ自動車

トヨタ自動車<7203>

 

◎2024/8/19(月)終値2,660.5円-84円

◎1ドル=146円台前半まで円高ドル安が進み、業績上振れ期待が後退して売られました

◎同社は2025年3月期の想定為替レートを1ドル=145円とし、1円の円高が営業利益を約500億円押し下げるとされているため、円高進行が売り材料視されました

◎円高進行の背景には、今週21日に公表される過去の米雇用統計の年次改定値が大幅に下方修正されるとの見方が広まっていることがあるようです

◎また、今週23日の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」において、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の講演で9月の米利下げ期待が高まるという声も多く、日米金融政策の方向性の違いが円高基調をもたらすとの見方もあるようです

◎加えて、日経平均は前週末に7月11日最高値から8月5日年初来安値までの下げ幅の半値戻しを達成し、今後もとの水準まで戻る勢いは見られるものの、市場では二番底を警戒する投資家も一定数おり、いったん売りを出す動きもあったようです

◎株価は3月27日上場来高値3,891円から8月5日年初来安値2,183円に下落、その後8月16日高値2,748.5円まで上昇しましたが、この日は一時2,651.5円まで下落しました

公開日:2024.8.19

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