【株価が動いた理由】アドバンテスト

【株価が動いた理由】アドバンテスト

アドバンテスト<6857>

 

◎2024/8/29(木)終値6,400円+19円

◎注目のエヌビディア<NVDA>の決算が発表され、好決算であるものの時間外取引で前日比7%程度下落したことが嫌気され、アドバンテストも朝方6,151円まで売られました。その後は押し目買いが入り、前日比0.30%の上昇となりました

エヌビディアの2024年5-7月期売上高や一株当たり利益は市場予想を上回り自社株買いなどの株主還元策も発表されましたが、これまでの株価上昇で好決算はかなり織り込まれており、材料出尽くし感が広がったと見られます

◎報道によると、8-10月期の業績予想を物足りないと見る向きが市場の一部にあり、半導体関連やAI(人工知能)関連物色のムードが落ち着きある中、これを再燃させる内容ではなかったことに失望した売りもあるようだとされています

◎一方で、5-7月期決算の数値や事業の進ちょくは良好であり、足もとでエヌビディアを取り巻く事業環境に変化は特に見られないことから、開示された8-10月期の業績予想は必達目標で保守的な数字との見方もあるようです

◎また、懸念された次世代AI(人工知能)製品「ブラックウェル」の出荷遅れも、想定の範囲内で11月から出荷は始まる見込みです

◎このようなことから、エヌビディアの決算発表は最悪の事態には至らず、注目イベントを通過したことと、割高感も薄れつつあることから徐々に押し目買いが入ったようです

◎株価は4月30日安値4,952円から7月11日高値7,032円へ上昇。その後乱高下しつつ8月5日安値5,313円へ下落、この日は一時6,407円まで上昇しました。荒っぽい値動きですが春以降の上昇トレンドは継続しているようです

 

 

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公開日:2024.8.29

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