【株価が動いた理由】日経平均

【株価が動いた理由】日経平均

日経平均

  

◎2024/9/4(水)終値37,047.61円-1,638.7円

◎米国株が景気後退懸念で大幅安となったことと、一時144円台まで円高ドル安が進行したことから、前日比-4.24%の急落となりました

◎ISM製造業景況感指数が8カ月ぶり低水準だった7月分の46.8から8月分は47.2へ上昇したものの、好不況の判断の境目となる50を5カ月連続で下回り、米景気減速への警戒感が広がりました

◎中でもエヌビディア<NVDA>が前日比9%超の急落となり、時価総額が約2,789億ドル(約40兆6,000億円)減少し、米国企業として過去最大の減少幅だったことも投資家心理を悪化させたようです

◎これにより国内の半導体関連株も、ディスコ<6146>前日比-9.83%、SCREENホールディングス<7735>前日比-8.92%、東京エレクトロン<8035>前日比-8.55%、アドバンテスト<6857>前日比-7.73%、SUMCO<3436>前日比-7.44%、と軒並み大幅安となりました

◎また、ドル円相場が一時144円台まで下落し、輸出関連株など幅広い銘柄にリスク回避の売りが出たようです

◎日米株とも8月初旬の安値から大幅に上昇し高値もみ合いとなっていただけに、利益確定の売りが出やすかったようです

◎さらに5日には ISM非製造業景況感指数、6日には米雇用統計が控えていることもリスク回避姿勢が高まった背景のようです

◎日経平均採用銘柄の内、214銘柄が下落、11銘柄が上昇と全面安の様相です

◎日経平均は7月11日史上最高値42,426.77円から、8月5日安値31,156.12円まで26.6%下落、その後9月2日高値39,080.64円まで戻していましたが、この日は一時36,879.33円まで下落しました

 

【関連記事】
【株価が動いた理由】東京エレクトロン(9月4日)
【株価が動いた理由】ニトリホールディングス(9月4日)
株主優待 27銘柄【2024年9~12月】
バフェット氏も好む「割安株」ファンド5選
<2024年9月>日米株マーケットの注目ポイントと参考銘柄

公開日:2024.9.4

マーケット情報

シェアする
FacebookXnote

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。