今晩はもみ合いか。昨日は水曜日発表の米11月消費者物価指数(CPI)などを控えた様子見姿勢が強まる中、エヌビディアなどの下落も重しとなり主要3指数がそろって下落した。ダウ平均が240.59ドル安(-0.54%)と3営業日続落し、S&P500も0.61%安と反落した。ナスダック総合は一時小幅に上昇し、6営業日連続で取引時間中の最高値を更新したが、0.62%安と反落して終了した。引け後の動きでは、決算が予想を下回ったオラクルが時間外で7%超下落した。
今晩は決算が予想を下回ったオラクルの下落が予想され、ハイテク株を中心に上値の重い展開が予想されるほか、翌日の米11月消費者物価指数(CPI)や木曜日の米11月生産者物価指数(PPI)の発表を控えた様子見姿勢も継続か。12月米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利下げ見通しが強まっているものの、CPIやPPIが強い結果となれば利下げ見送りの可能性もあり、物価指標待ちの展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは11月NFIB中小企業楽観度指数など。企業決算は寄り前にオートゾーンが発表予定。(執筆:12月10日、14:00)
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