【NY市場:3月25日】
★シェブロン<CVX>
・2025/3/24(月)終値165.02ドル+0.27ドル
・24日取引終了後、米財務省が3月4日にシェブロンへベネズエラ事業を30日以内に縮小するよう命じた件に関し、その期限が5月27日まで延長されたと報道
・トランプ大統領はベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が選挙制度改革と移民送還で進展を見せていないと非難し、制裁対象ベネズエラでの事業縮小命令を出していたもの
・トランプ氏は24日に、ベネズエラから原油や天然ガスを購入する国は米国との貿易に25%の関税を支払うと宣言する大統領令も発令
・時間外取引では小動き
★ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>
・2025/3/24(月)終値48.36ドル+4ドル
・24日取引終了後、マサチューセッツ州の規制当局が、ロビンフッドのバスケットボール全米大学選手権(NCAAトーナメント)の試合結果などに賭けることができるサービスについての調査を開始したと報道
・当局のトップは、ロビンフッドが「特に若者の間で人気のあるスポーツイベントのギャンブルを証券口座にリンクさせている」ことに懸念を表明
・時間外取引では小動き
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/3/24(月)終値42,583.32ドル+597.97ドル
◎トランプ関税への懸念後退を背景としたハイテク株などへの買い戻しは一巡し、上値の重い展開か。25日の東京市場は米国の相互関税が、対象国や商品を限定され狭めたものになるとの期待や円安を背景に輸出関連株など幅広い銘柄が上昇も、午後は伸び悩み。米国株も2連騰で一服となる可能性も
◎「OPECプラス、5月も予定通り増産する公算大きい」と報道、需給悪化懸念から石油株は上値が重い可能性
◎「米国とロシアが停戦巡り12時間協議し25日に共同声明発表」と報道。内容次第では地政学リスクが後退し、市場ムードがリスクオンとなる可能性も
◎アップル<AAPL>、中国訪問中のティム・クック最高経営責任者(CEO)と面会した中国商務相が「中国での投資拡大を歓迎」とコメント。CEOは25日に上海で開発者会議へ出席する予定、発言内容に注目
◎テスラ<TSLA>、欧州自動車工業会(ACEA)が25日に発表した2月の欧州連合(EU)域内の新車販売台数で、EV全体は前年同月比23.7%増も、テスラ車は47.1%減と、前月の50.3%減に続く大幅な落ち込み、株価にマイナス影響ありか
◎米国の資産運用会社ブラックストーン<BX>の会長が中国の副首相と北京で会談
◎主な決算発表:なし
◎注目の経済指標:2月新築住宅販売件数、3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
(2025年3月25日17時00分執筆)
※「日米株 注目銘柄のポイント」は、東京証券取引所の取引時間が15:30まで延長されたこともあり、記事執筆時点までにニュースのある銘柄が少ないことから、本日より「今夜の米国株 注目銘柄とマーケット展望」に改めさせていただきました。今夜のマーケット展望や注目のトピック/銘柄をご紹介させていただきますので、今後ともぜひご参照ください。